子供の頭のケガで揺さぶられっ子症候群というのがあります。
児童虐待のニュースなどでお聞きになったことがあるかもしれません。
転んだりして頭を打ち、それがひどい場合は硬膜下血腫になり頭の中の圧力が上がり、脳が圧迫され命の危険があるケガになります。
今回は、そんな頭のけがの判定方法についてお話しします。
急性とゆっくり症状が出る亜急性
急性はすぐに症状が出ることを言います。
時に気をつけてほしいケガは亜急性のものです。
亜急性の場合、すぐには症状が起こらず、外傷後5分から5時間後に意識障害や嘔吐、痙攣などがおきます。
揺さぶられっ子症候群という病名がつくことが多いですが、実際には揺さぶられて起きるより転倒や転落で起きる事が多いです。
特に2歳以下では布団や絨毯で転倒しても起きる事があります。
たんこぶが出来ていたら大丈夫、子供が泣いていたら安心ということをお聞きすることもありますが、直後に症状が出ないため注意して子供を観察することが大事です。
実は微小な頭蓋骨の骨折があれば出血が頭蓋骨の外で溜まりたんこぶになります。
たんこぶがあればCT、が脳外科では重篤な症状を見落とさないポイントと言われています。
簡単検査法
少しでもおかしいと思ったら頭を水平に左右に振ってみてください。
一秒に2、3回転。
髄膜炎など髄膜刺激症状があれば嘔吐や意識障害など現れます。
子供では頭打って泣いてたけどボーっとし出したなどは要注意。
すぐに病院に行ってください。
少しでも不安がある時には、一度病院でみてもらうことをお勧めします。
(鍼灸師・あんまマッサージ指圧師・柔道整復師 星野泰隆監修)
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