患者さんの症例|小学生バスケットボールの試合中にふくらはぎの筋損傷=肉離れの治療

患者さんの症例 ~ふくらはぎの筋損傷~

(12歳 小学生 バスケットボール部)

連日の試合で太ももとふくらはぎの筋肉が張っていて、その状態で試合に出て走り、急に止まったところ、右のふくらはぎに痛みが出て歩くのもままならなくなったとご来院になりました。

ふくらはぎの状態を確認し、肉離れなどがないか、ふとももや腰の筋肉の状態などはどうかなど一通り診て、ケガの状態を説明しました。

今回はいわゆる肉離れ=筋損傷がふくらはぎの筋肉(腓腹筋)にありました。

腓腹筋だけでなくふくらはぎの内側の骨(脛骨内側部)にも圧痛があり、骨膜の炎症症状も出ているようでした。

ふくらはぎを動かす神経に対してPNF治療や損傷部位に整復術などで筋肉の緊張を緩和し、炎症をとる施術をして最後にテーピング固定。

テーピングは筋肉サポートのためのものをふくらはぎに貼ります。

テーピングにより、ふくらはぎの筋群の働きを助け、ふくらはぎ内側の骨(脛骨)の炎症を緩和することを目的に施術しました。

治療後は、痛みもほとんどなく歩くことができるようになりました。

今回のようにおおきな肉離れでなくても、ふくらはぎの筋肉の微細な損傷や炎症などで痛みが出ることあります。

ただし、歩けるようになっても筋損傷=肉離れ自体が治ったわけではないので、2週間ほどは安静にしてもらうよう指導しました。

もし運動して肉離れのような不具合を感じたら、当院にご相談ください。
(鍼灸師・あんまマッサージ指圧師・柔道整復師 星野泰隆監修)

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肉離れの後でしこりが残ってしまった場合についての解説を動画で行なっています。

こちらも合わせてご覧になってみてください。

肉離れ後のしこりの対処法|放置して治る?悪化する?|今治市 星野鍼灸接骨院

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