患者さんによく聞かれる事柄の中にコルセットやサポーターのつけかた、つける期間などの質問があります。
そこで今回はサポーターやコルセットの働きやつけ方などについて説明します。
サポーターはいわゆる関節や筋肉の損傷のあとでケガの部位を圧迫固定し、ケガからの回復を促すものが主流になります。
最近ではサポーター自体にテーピング的な働きを持たせたりして、運動機能の向上目的に装着するものもあります。
コルセットは腰に特化しているもので、ぎっくり腰や筋緊張性腰痛(慢性腰痛)など、腰に掛かる負担を減らす目的のものがほとんどです。
コルセットもサポーターも関節を固定し関節にかかる負荷を軽減して、周りの筋肉や靭帯の負担を減らすのが目的に作られているのです。
関節を固定するため可動域は狭くなり動きにくくなるため、日常生活での動きにくさに繋がってしまうこともあります。
ここが一つのポイントになります。
コルセットやサポーターはあくまでも固定装具です。
損傷箇所の固定をすることにより可動域を減らし、かかる負荷を軽減するので動きを制限しなければならないのです。
固定することにより治癒期間を短くしたり患部の不安感を減らす役割があります。
それにより、結果的に日常生活に戻りやすくなるので、指示通り装着するのが回復への一番近道になります。
また逆にコルセットやサポーターを常時つけている人もいます。
関節や筋肉の負担を減らすのが目的で作られているため、常時つけておくと身体の支持筋力が弱くなり、ますますはずせなくなってしまうことになる可能性も出てきます。
コルセットやサポーターは、一般的な目安として、常時装着する場合には痛みがなくなった後1週間をめどにするのがよいと思います。
動作に不安がある場合は、その動作が多くあるような場合に、改めて装着するのがよいと思います。
ただし、ケガの具合により装着期間などは変わってきますので、接骨院や病院での指示 に従ってくださいね。
(鍼灸師・あんまマッサージ指圧師・柔道整復師 星野泰隆監修)
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