患者さんの症例
バスケットボール 中学生 女性
以前にバスケットボールで捻挫していて競技に復帰して、直後にまた他人の足を踏んで着地してしまい同じ側の足首を捻挫して来院されました。
前回治療が終了してからまだ1週間しか経っておらず、今回の捻挫で、腫れ、運動制限、痛みともに前回よりも悪化しています。
捻挫を反復してした場合、前回の捻挫の状態が回復していても回数を重ねると、時期が近いほど状態は悪くなります。
今回の捻挫も靭帯だけでなく、外くるぶし付近の骨膜にも炎症が出ており、もう少しひどい場合は骨折も考えられる症例でした。
そこで今回は骨折に準じた固定を行うため、熱可塑性プラスティック(プライトン)で足首の型を取り、カップ型の固定装具を制作しました。
プライトンでの固定は足の腫れに合わせて型が取れるためずれにくく、プラスチックの強度もあるので簡易ギプスとして最適です。
また、取り外しも容易なため自宅で付け外しもしやすいので、シップの交換なども簡単に行うことができます。
捻挫や打撲でも損傷度合いによって、固定の強度を高める必要があります。
骨膜部分に圧痛と運動痛が強度であったため、骨折に準じた固定をすることにしました。
関節の可動軸がずれていたため、整復動作のあとPNFにより神経筋の連絡を強めて、回復するために代謝を上げて行きました。
最後に湿布、プライトン、包帯により固定して初診の施術終了となりました。
初診の時は特に患部の負傷状況の見極めが大事です。
当院ではあらゆる検査をし、必要に応じて専門の検査機関、病院のご紹介もしています。
単純な捻挫だと自己判断をせず、必ず接骨院や病院で診察してくださいね。
(鍼灸師・あんまマッサージ指圧師・柔道整復師 星野泰隆監修)
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