テレビ局から取材を受けたジェットバスの入り方を解説します

今から9年ほど前にNHKから電話取材を受けたブログがありました。

それはジェットバスの効率の良い入り方を解説したもので、当時のブログを見てディレクターの方からご連絡をいただき、詳細を説明させていただきました。

現在のホームページでは、ジェットバスの入り方についてお伝えしていませんでしたので、こちらでもよりわかりやすく解説します。

動画でも説明していますので、是非ご覧ください。

テレビ局の取材を受けたジェットバスの入り方|今治市 星野鍼灸接骨院

 

ジェットの吹き出し口の近くで当たるともったいない?

温泉や銭湯に行くと、大きな湯船と電気風呂とジェットバスがほとんどのところには設置されています。

ジェットバスは、冒頭の写真のように壁際に吹き出し口が付いていて、強い水流が吹き出して、筋肉をマッサージのようにほぐしてくれます。

肩や腰にジェット水流を当てると、揉み解されている感じがして気持ちいいですよね。

そんなジェットバスの水流に、あなたはどうやって当たりますか?

ほとんどの方にお聞きすると、吹き出し口の近くに座って、なるべく強く当てるようにするという方がとても多いです。

実はこれ、もったいない当たり方です。

水流より泡が大事

水流と泡

ジェットバスでは、冒頭の写真のように水流とともに泡が出ています。

実は、その泡がとても大事です。

ジェットバスなので、勢いよく出る水流に体を当てて筋肉をほぐしたくなりますが、マッサージと同じで表面から強く刺激を入れても、表面的にしかほぐすことができません。

それよりも、泡が弾ける位置でジェット水流に当たる方が、身体の深部までほぐれてきます。

つまり、吹き出し口より離れて当たるということです。

泡は小さいほど良い

ジェットバスの水流で泡立ちますが、その泡も大きなものよりも小さいものほど、体をほぐす効果が高い泡になります。

泡の大きさには大きく2種類あって、大きな泡は大体体表から1cmほどまで刺激が入り、小さな泡は体表から3~5cmほど刺激が入ります。

小さな泡のサイズは1mm以下のもので、泡が小さいほど身体の奥まで超音波による刺激が入ることがわかっています。

炭酸水に指を入れるとピチピチとした感覚がありますが、それが泡による超音波の刺激です。

ジェット水流で一番泡立っている所を狙え

ジェットバスに入る前によく見てもらうと、吹き出し口よりも少し離れたところの方が泡がブクブクなっているのが分かります。

そのブクブクしているポイントが一番身体がほぐれるポイントです。

まとめます。

・吹き出し口から離れて当たる
・一番泡立っているところで当たる
・泡は小さいものほどいい

ということです。

(鍼灸師・あんまマッサージ指圧師・柔道整復師 星野泰隆監修)

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