接骨院は、病院以外で唯一ケガを診ることができるところです。
適切な場所を、適切な方法で、適切な期間しっかり固定する。 それがケガが治る一番の近道です。
身体の中でもケガが多いところは、足首。
足首の捻挫が最も多いと言われます。
足首の捻挫の時、自宅で手当てをする場合は湿布を貼ったりすることが多いです。
でも、湿布だけではなかなか治りませんよね?
実は、きちんとした固定を行うことで、湿布だけよりも早くケガが治る事が多いです。
今回は、接骨院でケガの時にテーピングや包帯での固定を行う理由をお伝えします。
捻挫や肉離れのケガ
捻挫などのケガをすると、筋肉・靭帯・軟骨・骨などあらゆるところを傷めてしまい、関節自体がうまく動かなくなります。
関節が腫れて、動きが悪くなるので固まってしまったような感覚になりますが、関節自体は緩んでしまっている場合が多いです。
靭帯や軟骨を損傷すると、関節の可動面が安定しないため、それを安定させるために、周りの筋肉やほかの関節が無理をしてしまい、結果的に固まったような感覚になってしまいます。
そして無理をしていた周りの筋肉など、ケガをした所より、ほかの場所も痛みが出てきたり、動きにくくなってしまい、結果的に『スポーツや仕事への復帰が遅くなってしまう』ということです。
接骨院での固定の種類
接骨院はケガの専門家です。
多くの接骨院では、ケガに対して適切な固定をしています。
①ギプス固定
骨折や強度の捻挫などの時、グラスウールや、プラスティックで型を取ってしっかりと固定する時に使います。
バスケで内出血を起こすほどの捻挫をした患者さん ~ギプスを使った固定の症例はこちら
②包帯固定
接骨院・保険 接骨院では最もポピュラーな固定です。
ケガをしたときに関節をしっかりと固定するため、伸びない包帯を使って巻いていきます。
テーピングやシーネ(固定副子)と一緒に巻くときもあります。
ハンドボールで手を負傷した中学生 ~包帯固定の症例はこちら
③テーピング
簡易な固定としてよく使われます。
固定のためというより、多くの場合運動補助の目的で関節周囲の筋肉や靭帯に対して貼ります。
一見固定力は強そうですが、包帯やギプスに比べるとかなり固定力は弱くなります。
手をついて転倒し手首をねんざ~バスケ部 ~テーピング固定の症例はこちら
当院ではケガの状況に合わせてこれらの固定用具を使って、しっかりと適切な期間の固定を行っています。
最近では、ギプスはもちろん包帯すら巻けない接骨院も増えています。
テーピングだけでは固定力にどうしても問題が出ます。
まずはしっかりとケガを診て、包帯などの適切な固定が適切に行うことで、日常生活やスポーツに復帰できるようサポートして行きます。
(鍼灸師・あんまマッサージ指圧師・柔道整復師 星野泰隆監修)
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