肩こりでお悩みの方は、腰痛と並んでとても多く国民病とも言われています。
47都道府県の30〜40代50000人を対象とした調査では、約73%の方が肩こりを経験しているという結果があります。
当院にも多くの患者さんがご来院になり、その中で多くお聞きするお悩みが枕がなかなか合わないということ。
そういった方は、他にもたくさんいらっしゃると思い、肩こりを改善するために簡単にできるタオルを使った枕の調整方法をお伝えいたします。
肩こりを改善するポイントは枕にあった
肩こりで枕が合わないと言われる方にお聞きすると、なかなか合うのが見つからない事が多いようです。
枕が合わないため、ぐっすり寝る事ができず何度も寝返りを繰り返し、起きた時には肩こりで辛い。。
何度も繰り返し寝返りをしてしまうのは、寝ている時の姿勢がしんどいために、少しでも楽な姿勢を何度もとっているという事です。。
逆に寝返りが少なくても、同じところに負担がかかり筋肉の緊張が強くなり、肩こりがひどくなってきます。
8時間睡眠を取っているとしたら、1日24時間のうちの1/3は寝ていることになるので、睡眠が楽に取れているかどうかはとても大事になります。
肩こりが楽になるために大事な睡眠を改善するには、自分にあった枕を選ぶ事が一番です。
次ではどんな枕を選ぶのがいいのかのポイントをお伝えします。
肩こりが楽になる枕のポイントは高さにある
枕を選ぶポイントは、大きく分けて2つあります。
一つは硬さ、もう一つは高さです。
硬さは「寝返りがしやすいしっかりしたもので頭が沈み込まないもの」であれば材質などは特に気にすることはありません。
枕の硬さよりも大事なのは枕の高さ。
肩こりが楽になるポイントは、枕の高さが自分に合っているかどうかです。
そして、この時に気にして欲しいのは頭の高さよりも首を支える部分の高さ。
枕は頭を支えるイメージがありますが、頭にポイントを合わせると首が橋のように背中と頭を繋ぐようになるため緊張が強くなり、肩こりがひどくなってくる原因になります。
枕は、頭はもちろんですが一番支えて欲しいのは首の部分なので、そこの高さを目安に枕の高さを決めていくことが大事です。
肩こりが楽になるタオルを使った高さの合わせ方
それでは、タオルを使って高さを合わせる方法をお伝えします。
●高さを合わせた枕をタオルで作る方法
①バスタオルを巻いてロール状にする
※この時の高さの目安は小指もしくは人差し指の長さくらいにしてください
②仰向けに寝て頭の当たる位置にタオルを置く
③ロール状に巻いたバスタオルを枕に付けて首に当たる位置に置く
④高さ2cmを目安に頭のタオルを調整する
⑤首に当たるタオルの高さを調整してください
※高さが低く感じる場合はハンドタオルを巻いて調整してください
⑥余ったタオルを肩との隙間を無くすように合わせる
それぞれ、手順は以上になります。
動画でも説明していますので、そちらも合わせてご覧いただくとよりわかりやすいかと思います。
枕を全部タオルで作ると、ご自身で微調整が出来やすいのでやってみてくださいね。
(鍼灸師・あんまマッサージ指圧師・柔道整復師 星野泰隆監修)
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