歩くと足裏が痛む方や、歩くと足裏から足指がジンジンする方に多くみられるモートン病。
女性に多くみられる足の痛みは、長時間歩くことがあったり立ちっぱなしのお仕事やハイヒールを履くことが多いとなりやすいと言われています。
立って歩くだけでも痛みがあるので、病院では痛みを軽減するためのクッションになるインソール(靴の中敷き)を入れるように指導される場合もあります。
それでも痛みがなかなか軽減しないという方もいて、それはちょっとした解消法で改善することがあります。
今回のブログでは、痛みの原因と自宅でできる解消法についてまとめてみました。
インソールを入れても痛む、少しでも痛みを楽にしたいという方のお役に立てると思いますので、是非ご覧ください。
モートン病の原因と症状
モートン病になりやすい原因と言われるものには、次のようなものがあります。
・外反母趾の方
・先の細い靴を履く方
・つま先立ちが多い方
・立ち仕事が多い方
それぞれ足に負担がかかることが多くなるため、足のアーチが崩れ神経に炎症が起こり痛みが出てきやすくなります。
また、足に負担がかかりやすくなる原因の一つに姿勢が関係することが多いです。このイラストのように少しずつ立ち姿勢が変わると足にかかる重心が変わってきます。
重心が変わることによって、次のような変化も起こります。
・姿勢によって足裏への負担が偏る→土踏まずの形が変わる→アーチが崩れる→足裏の痛みや足指にかけて痺れが出る
こういった体の変化は、アーチの崩れによって引き起こされやすくなります。
アーチの崩れは、外反母趾や扁平足として見た目でもわかることも多いです。
モートン病で足裏が痛い時にインソールが有効?
病院では、モートン病の際にインソールを入れて足の負担を減らすように指導される場合があります。
インソールの効果は、足裏を支えるようにサポートしてアーチの崩れを予防することです。
ただ、アーチが崩れていると足裏の筋肉が通常よりも疲労するので、インソールをしても足裏が痛む場合もあります。
足の筋肉がバネのように働き、土踏まずのアーチを作り体を支えます。
このアーチを作る筋肉の疲労を軽減することで、インソールをより効果的に働かせることができるということです。
アーチの崩れを引き起こす筋肉の負担を減らして、インソールをより有効にするためには、筋肉の疲労を回復させるマッサージがおすすめです。
足裏のアーチはイラストのように外側・内側・足指の付け根の3箇所にあります。
足の筋肉にかかる疲労を軽減することで、この3つのアーチが崩れにくくなるため、まずはしっかりとした土踏まずを作ることが重要です。
足の筋肉には足指を曲げる働きもあり、足指が曲がりやすくなることでアーチが安定し、しっかりと体を支えやすくなります。
足の指が動きやすくなるようなマッサージを行うことで、アーチの負担を軽減することができるようになるということです。
インソールの効果を上げる!モートン病を軽減するマッサージ
それでは、土踏まずのアーチを作る筋肉の負担を減らし、疲労を回復しやすくするためのマッサージをお伝えします。
アーチは内側と外側と足の付け根の3か所にありますが、内側と外側の2か所に対してマッサージを行うことで、足裏全体のアーチの負担を減らすことにつながります。
内側のマッサージ
①親指の真裏より少し側面のライン
②親指の付け根からかかとに向かって①のラインを10回ほど強めにさするようにマッサージを行います。
※足裏を押していくと親指が広がりやすいポイントがあります。
そのラインを通るようにマッサージしてください。
外側のマッサージ
①小指から足の裏側のライン
②小指の付け根からかかとに向かって、①のラインを10回ほど強めにさするようにマッサージを行います。
※足裏を押していくと、自然と小指が広がっていくポイントがあります。
そのラインを通るようにマッサージを行ってください。
今回のマッサージを行っても、なかなかよくならない場合は、神経の炎症が強かったり足指が硬く足の負担が大きかったりすることが考えられます。
その際は、当院までご相談ください。
(鍼灸師・あんまマッサージ指圧師・柔道整復師 星野泰隆監修)
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