ひどい肩こりで体がだるいのに寝れない時にまずやってほしい対処法

肩こりがひどく、体が疲れていてもなかなか寝られない時があるというご相談を受けることがあります。

もともと肩こりは、日本人の約7割の方が経験し、その総数は3000万人にも上るとういう統計データもある国民病とも言えるものです。

肩こりや体のだるさがあるのに、なかなか寝られないのには共通したポイントがあります。

そのポイントを改善することで寝やすくなることも多いです。

今回のブログでは、肩こりや体のだるさで寝られない時の対処法についてまとめました。

肩こりで眠りが浅い、なかなか寝られないという方のお役に立てると思いますので、ぜひご覧ください。

ひどい肩こりで体がだるいのに寝れない時にまずやってほしい対処法|今治市 星野鍼灸接骨院

肩こりがひどい、体もだるい|原因解消は自律神経がポイント

肩こりの原因は一般的に、
・同じ姿勢が続く
・運動不足
など、あまり動かないことによって筋肉が緊張するために起こります。

姿勢や動作の不具合により筋肉が緊張すると、筋肉の中を通る血管が圧迫され血液の流れが悪くなり、神経も緊張して痛みや痺れなどを起こすようになります。

また、「神経の緊張=自律神経の緊張」です。

自律神経の緊張はずっと運動しているのと同じ状態なので体も疲れやすくなり、体がだる口なったり力が入りにくくなったりします。

つまり、だるさの原因を解消するポイントは、自律神経の緊張を早くとることです。

筋肉の緊張をほぐす

血液の流れが良くなる

動きやすくなる

自律神経の緊張が緩和

だるさが緩和して寝やすくなる

寝れないほど肩こりがひどいときにできる対処法

今回は、布団の上で寝ながら簡単にできる対処法をお伝えいたします。

◉背骨を伸ばし、神経や血液の通りを良くするストレッチ

①円柱状のクッション、または丸めたタオルを背中(肩甲骨の間)に当てた状態で寝る

背骨を伸ばし、神経や血液の通りを良くするストレッチ

②手のひらを上にして、両腕を真横に広げて脱力します

背骨を伸ばし、神経や血液の通りを良くするストレッチ

③腕をバンザイして脱力します
④この時に胸がしっかり開ので肋骨回りや肩回りがほぐれるようになります。
※息が吸いやすくなり、血液の流れも良くなります。
20~30秒行います。

◉首を動かし、自律神経の緊張をほぐすストレッチ

首を動かし、自律神経の緊張をほぐすストレッチ

①円柱状のクッション、または丸めたタオルを首の後ろに横向きに当てた状態で寝る
 (少し頭が落ち、顎が上がる状態)

首を動かし、自律神経の緊張をほぐすストレッチ
②もう少し伸ばしたい場合はおでこに手を当てて軽く押し、頭を上に向ける
※おでこは手の重さくらいの強さで軽く押す
10~20秒行います。

③次に少し横を向いて、首の前側の筋肉を伸ばす
※伸ばした状態でその部分を軽く上から下にゆっくりさすってもOK

反対側も同じように行います。

それぞれのストレッチは、少し物足りないかなと思う程度にやってみてください。

軽い刺激で行い、血液の流れが良くなることで眠りやすくなります。

(鍼灸師・あんまマッサージ指圧師・柔道整復師 星野泰隆監修)

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