足の痛みの中でお悩みの方が多いものに、外反母趾、モートン病、足底腱膜炎、巻き爪などがあります。
最近では、コロナ禍での自粛生活から外に出る機会が増えてきたのと同じように、足の痛みでお悩みの方も多くなっているようです。
そういった足のお悩みの原因になるのは、実は扁平足が関係しています。
今回のブログでは、外反母趾やモートン病のような足の痛みの原因となる「扁平足」について、足のチェック方法と改善方法についてまとめています。
足の痛みでお悩みの方のお役に立てると思いますので、ぜひご覧ください。
扁平足は外反母趾の原因になります
多くの女性に見られる外反母趾は、足の親指が小指側に向かって曲がってしまう状態になります。
外側に向かって曲がるため外反母趾と言われますが、その大きな原因になるのが扁平足です。
扁平足は土踏まずのアーチが低くなり、足裏にかかる負担が偏るようになります。
土踏まずの筋力が低下するとアーチが崩れ、内くるぶしの方向に足が倒れ、親指が外に押されるよう曲がっていきます。
土踏まずのアーチが低くなることが原因で足が倒れてくるので、アーチの崩れを防ぐことで外反母趾になるのを予防できるということです。
モートン病も扁平足が原因?︎
モートン病も扁平足が原因となりますが、その理由は外反母趾と同じようにアーチの低下が原因です。
上のイラストにあるように、土踏まずのアーチは3つあります。
モートン病の原因になるのは、A-Bを結ぶ足指の付け根部分にある横アーチの低下です。
横アーチが低下すると、足指の付け根部分が扇のように広がり、足指が浮き上がるようになり指に力が入りにくくなります。
足指の付け根が広がる→指に力が入らない→浮指になるという流れが多いです。
アーチが低下し浮指になると指の付け根部分が地面につよくあたるようになり、その部分を通る神経を圧迫するように刺激が入るため炎症が起き、痛みやしびれが出てきます。
これがモートン病です。
モートン病も、土踏まずのアーチの低下を防ぐことが予防のポイントになります。
扁平足の原因を改善するにはこの筋肉を鍛えるのがポイント
外反母趾やモートン病などの足の痛みの原因となる、扁平足を改善するポイントは、土踏まずを作る筋肉を鍛えることです。
特に横のアーチ(足指を閉じる筋肉)を鍛えることで足指がしっかりと地面を踏ん張れるようになります。
【足指を閉じる筋肉のチェック方法】
・タオルを足の親指と人差し指の間に挟み、引っ張ってもはずれないか?をチェックします。
この時は、足指は握らず伸ばした状態で真横に挟むようにしてください。
引っ張ってはずれなければOK、はずれる場合は次のトレーニングをやってみてください。
トレーニング方法
①足指の付け根に力が入るように、足指をキュッと締める
②10秒力を入れて、緩めるを繰り返す
※やりにくい場合は、手の指で補助しながら行ってください。
❶タオルを両足の親指で挟み、引っ張りあう
❷5秒引っ張って緩める、を繰り返す
※足指は、握らず伸ばした状態で行ってください。
それぞれ、はじめはなかなかできないと思いますので、少しずつ手を使ってサポートしながらやってみてください。
(鍼灸師・あんまマッサージ指圧師・柔道整復師 星野泰隆監修)
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