女性の5人に1人は悩んでいると言われる外反母趾。
当院にご来院の方からも相談を受けることが多いです。
最近では、小学生くらいからご高齢の方まで外反母趾でのお悩みをお聞きすることがあります。
詳しくお話をお聞きすると、段々と親指が曲がってきた感じがある、靴を履くと痛みがある、歩くのも痛くなる時があるなど、外反母趾が気になるようになってから徐々に痛みが強くなってくる傾向があります。
靴を履いても痛みがあったり歩いても痛みが出たりすると辛いですよね。
そこで今回は外反母趾について解説し、外反母趾を予防し靴を履いた時の痛みを解消する方法をまとめています。
外反母趾で歩くのが辛いという方のお役に立てると思いますので、ぜひご覧ください。
靴を履くと痛む外反母趾を改善する矯正ポイント
外反母趾の原因は土踏まずを支える筋肉に負担がかかり、土踏まずのアーチが崩れてくることにあります。
お仕事や日常生活で歩く時間が長くなると足の裏が疲れてきますよね?
筋肉が疲労することで足先に力が入りにくくなり、足裏全体では無く、かかとに体重が偏ることで楽な姿勢で歩きにくくなります。
また、かかとが高くなった靴で長時間歩いたりすると、足指の付け根に負担がかかりやすくなり、やはり楽な姿勢で歩けなくなります。
本来は親指の付け根と小指の付け根とかかとの3ヶ所で足裏全体を使って体重を支えるのですが、偏った体重のかかり方になることで土踏まずのアーチが崩れてくるのです。
つまり土踏まずのアーチの崩れを予防することが、靴を履いた時の痛みの軽減と外反母趾の改善に繋がります。
自分でできる外反母趾の矯正方法
では、アーチの崩れを予防するにはどうすればいいのでしょうか?
土踏まずのアーチは、足裏全体で体重を支える際の内側と外側と足指の付け根の3ヶ所にあります。
3ヶ所それぞれが、体重のかかる親指の付け根と小指の付け根につながるところと関係しています。
特に重要なポイントは足指の付け根です。
親指と小指の間にあるアーチが崩れると足の甲が広がり、足指に力が入りにくくなり親指は外に向かって、小指は内に向かって曲がりやすくなります。
アーチの崩れを予防するためには、親指側と小指側それぞれの筋肉の緊張を緩和し、力が入りやすくしていくことです。
その結果として外反母趾の予防になり、少しずつ元の形に戻りやすくなります。
今回は、その部分に対してテーピングを使って筋肉の補助と外反母趾の矯正をしていきます。
テーピングの前にマッサージをすると、よりテーピングが効果的になります。
アーチ崩れを予防するマッサージ方法は、別のブログで説明しています。
こちらをご覧ください。
1分マッサージで改善!外反母趾の治し方|テープが痛い時の対処法
外反母趾を矯正するテーピングの貼り方
それでは、テーピングの仕方をお伝えいたします。
使用するテープは
A:かかとから足指の付け根までの長さのテープ✖️2本
B:足指の付け根をぐるっと回る長さのテープ✖️1本
の3本をご用意ください。
①Aのテープを親指の付け根からかかとに向かって貼ります。
引っ張る強さは伸び切ったのが100として50くらいの強さが目安です。
②Aのテープを小指の付け根からかかとに向かって貼ります
こちらも、引っ張る強さは伸び切ったのが100として50くらいの強さが目安です。
③Bのテープの真ん中を足裏の指の付け根から貼ります。
親指側を持ち上げるように引っ張って貼り、小指側はあまり引っ張らずに貼ります。
立ち上がった時にテープが突っ張る感じがする時は、歩く時に疲れやすくなりますので、引っ張る強さを軽めにしてみてください。
(鍼灸師・あんまマッサージ指圧師・柔道整復師 星野泰隆監修)
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