もうすぐ4月ですね。
気温も高くなってきて、ますます春らしくなってきました。
春といえばお花見ですよね。
桜もあちこちにあり、桜吹雪の中を歩くのもとても気持ちが良くなります。
そんな気持ちのいい春の日に憂鬱になるのが、歩くときの膝の痛みです。
厚生労働省の発表では、60歳以上で膝痛を患っている人数は日本人の全人口の4人に1人と言われています。
また、60代、70代では2人に1人、40代でも約4割の方が膝の痛みを感じているそうです。
せっかくの気持ちのいい季節に膝の痛みが気になってお散歩にいけないと辛いですよね。
そこで今回は、歩く時の膝の痛み、特に内側の痛みの原因とそれを解消する方法についてまとめました。
膝の内側の痛みが気になって歩くのがしんどい、立ち座りで膝の痛みがあるというかたのお役に立てると思いますので、ぜひご覧ください。
膝の痛みで内側が痛む時の原因は?痛みの場所で原因が違います
膝の痛みがある方にお話をお聞きすると、痛みの場所が内側や外側、お皿の下や膝の裏などいろいろなところにあります。
それぞれの痛みの場所によって原因が違っていて、一番多いのが膝内側の痛みです。
それぞれの痛みの原因をまとめてみました。
内側の痛みには、骨の変形が原因の・変形性膝関節症、スポーツなどのケガによる軟骨・半月板損傷、スポーツでの筋肉の使いすぎによる筋肉の炎症などがあります。
外側の痛みには、スポーツなどのケガによる靭帯や半月板軟骨の損傷、スポーツでの筋肉の使いすぎによるランナー膝などがあります。
お皿の下の痛みには、成長痛と言われるオスグッド病やスポーツでの筋肉の負担により起こるジャンパー膝などがあります。どちらも10代〜20代の比較的若い年齢に多いです。
膝の裏の痛みには、膝の裏に水が溜まったりリウマチなどの炎症によるものがあります。
歩くと痛い膝内側の痛みを改善するには足首から
膝の内側に痛みが出てくる原因を改善するためにとても大事なポイントがあります。
それは足首です。
足首が内側に傾くことによって膝の内側に負担がかかり、筋肉や関節に炎症が起こり痛みが出てきます。
足首が内側に傾くのは、土踏まずがしっかりと踏ん張ることができなくなっているためです。
土踏まずを支える足裏からふくらはぎの筋肉が疲労したり傷んだりして弱くなってしまっているため、足首が内側に傾き、その結果として膝に負担がかかってしまいます。
ですので、足首が安定するように足裏からふくらはぎの筋肉に力が入りやすくすることが大事です。
また、膝の内側に痛みが多いのは、膝を閉じたり曲げ伸ばししたりする筋肉が繋がっていてどの方向に動かしても負荷がかかりますし、膝の関節はもともとねじれながら曲がるため内側に負担がかかりやすいです。
特に膝の内側を支える筋肉と裏側の筋肉が硬くなると、膝が伸ばしにくくなります。
このような足首や太ももの筋肉の影響で膝の曲げ伸ばしがしづらくなるため、どうしても膝にかかる負担が大きくなり、炎症や痛みが出てきます。
膝の痛みを改善するためには、足首と太ももの筋肉にしっかりと力が入りやすくすることが大事です。
歩くとき内側の膝の痛みを改善するストレッチ
それでは、足首と太ももの筋肉に力が入りやすくする方法として、今回はストレッチをお伝えします。
◉足の甲側のストレッチ(右足の場合)①座った状態で左膝の上に右足首を乗せます②右手で右足首を持ち、左手で足指を足裏の方に曲げます③足指を曲げたまま足首も足裏に向けて曲げます
◉足の裏側のストレッチ(右足の場合)①タオルを4分の1に折り、親指の付け根に指が出るように当てます②タオルを引っ張りながら親指側を下にするように足の裏に向けて伸ばします
※ふくらはぎ外側の筋肉が張る感じになります。
◉太もも裏側のストレッチ(右足の場合)①両脚を伸ばして座る②左脚をあぐらのように曲げる③右足先を上に向け、両手で膝を押さえる④腰を伸ばしながら20秒前屈する
ストレッチの際に腰を伸ばしながら前屈することがポイントです。
※③の時に足先を内側に向ける事で、太もも裏〜内側を伸ばす事ができます。
(鍼灸師・あんまマッサージ指圧師・柔道整復師 星野泰隆監修)
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