9月になり、学生たちは運動会の季節ですね。
少し涼しくなってきたので、運動もしやすくなってきました。
今治市で運動といえば、しまなみ海道のサイクリング!ですよね。
自転車の聖地として日本だけでなく外国の方も多くいらっしゃいます。
自転車で風を切って走っているととても気持ちがいいですが、長時間乗っていると腰が痛くなるという方もいらっしゃいます。
腰の痛みがある方にお話をお聞きすると、座っていても腰だけでなく足が痛くなってきたりしびれが出たりすると言われます。
また、このような症状は坐骨神経痛と診断されることも多いです。
座っていても足の痛みやしびれが出ると辛いですよね。
そこで今回は、足の痛みやしびれが出る坐骨神経痛について解説し、楽に座れる姿勢についてまとめました。
ぜひ一緒に解消していきましょう!
坐骨神経痛が楽になる椅子と座り方のポイント
では、いきなり本題です。
坐骨神経痛が楽になる座り方は、体の重心を縦にすることです。
重心が縦になることにより、腰の上に自然と体重が乗るため腰やお尻の筋肉が頑張って体を支えなくても楽に座ることができます。
坐骨神経痛の原因は、腰椎椎間板ヘルニアや背骨の変形、筋肉の緊張により坐骨神経に炎症が起きることです。
坐骨神経は、腰や骨盤から始まってお尻〜足へとつながっています。
お尻の筋肉が硬くなることで、坐骨神経の通り道が狭くなり神経が緊張します。
例えば足を伸ばして背中をもたれると、重心を横で支えるようになるため、腰やお尻の筋肉の負担が大きくなります。
座っている時にはお尻と腰の筋肉で体を支えるため、お尻の筋肉が硬くなると坐骨神経痛の痛みがひどくなりやすい、ということです。
重心を縦にするには、足を膝よりも少し後ろに下げて座ります。足が膝よりも後ろに下がっている姿勢は、そのまま立ち上がれる状態です。
この時には、無理に腰を伸ばす必要はありません。
足の位置を後ろにさげるだけで、自然と楽な姿勢で座ることができます。
坐骨神経痛が楽になる座り方はあぐらでも同じです
重心を縦にして座るのは、畳や床に座るときも同じです。
畳や床に座るときは、座布団を使うことで簡単に重心を縦にできます。
椅子を使わず座る時にはあぐらをかいて座ることが多いと思います。
その際に、お尻の下に座布団を敷くだけです。座布団をお尻の下に入れると股関節よりも足が下がるので、何も入れずに座った時に比べて重心が縦になります。
実は重心が縦になることで、腰だけでなく股関節が楽に動かしやすくなります。
股関節が楽に動く姿勢を取れるのが、重心が縦になる時なんです。
股関節を曲げ伸ばしする筋肉は、骨盤や背骨にもつながっているので股関節が楽に動く時には、骨盤や背骨も楽に動きます。
畳や床に座るときに座布団にお尻を乗せると、そのまま座るときよりも股関節が伸びるので楽に座れるようになります。
坐骨神経痛と座椅子|快適な座り方で痛みを軽減しよう
座椅子を使って座る場合にも、重心が縦になるように意識して座ってみてください。
座椅子の場合では、重心を縦にしやすくするために、座布団やクッションを複数使って体を支えるようにすると楽に座ることができます。
実は座椅子やソファーは、それだけで座るよりも、クッションをたくさん使った方が楽に座れます。座椅子の背もたれは、なるべく起こして使って欲しいですが、背もたれを倒して使う場合は、膝の下や腰にクッションを入れて隙間がなくなるようにしてみてください。
重心は縦よりも斜めに近くなりますが、椅子に座っている時と同じような姿勢になるため、腰にかかる負担が減りやすいです。
また、あぐらで座る時だけでなく横座りやアヒル座りの時にも、お尻の下にクッションを入れることで自然と腰が伸びやすくなり楽に座ることができます。
座椅子やソファーの時にはクッションで隙間を埋める、と覚えておいてくださいね。
まとめます。
坐骨神経痛が楽になる座り方は、椅子・座椅子・床にあぐらで座るといった座り方の違いにかかわらず、重心が縦になるように座ることです。
座っている時には、腰とお尻の筋肉で体を支えます。
重心が縦になることにより、腰の上に自然と体重が乗るため腰やお尻の筋肉が頑張って体を支えなくても楽に座ることができます。
今回のように座り方を変えても坐骨神経痛の痛みやしびれがなかなか改善しない場合は、筋肉の緊張がひどく神経の炎症がひどい場合やその他の原因なども考えられます。
その際には、当院までご相談ください。
(鍼灸師・あんまマッサージ指圧師・柔道整復師 星野泰隆監修)
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