2024年になり、あっという間に2月も半分を過ぎました。
今年はうるう年で2月も29日まであります。
そしてうるう年といえば、オリンピックが開催される年でもあります。
オリンピックの花形競技は、陸上の100m走ですよね。
日本代表には、サニブラウン選手や桐生選手など10秒を切る記録を持つ選手がいらっしゃいます。
実は、サニブラウン選手は東京オリンピックの時にはヘルニアに悩まされていたそうです。
それでも200mが21秒04という記録を残しています。
ヘルニアには、腰の痛みや足の痺れがあって歩くのがつらい、運動をすると悪化するというイメージがありますよね。
ところがサニブラウン選手は早いタイムで走れますし、練習方法や体のケアを変えることでオリンピック後には日本人で初めて世界陸上の100m決勝に進むことができました。
そこで今回は、ヘルニアと腰の痛みをはじめとした症状について解説し、ヘルニアに対する不安が少しでも軽くなるようにまとめました。
ヘルニアでお悩みの方は、ぜひ一度ご覧になってみてください。
腰椎椎間板ヘルニアの症状はレントゲン検査ではわからない?
腰痛で病院に行くとレントゲン検査や、ドクターが手を使って行う整形外科的な検査があります。
レントゲン検査をみて、ヘルニアかもしれませんねと言われることがあり、相談を受けることがあります。
実は、レントゲン検査ではヘルニアはわからないんです。
ヘルニアは、背骨と背骨の間にある椎間板と呼ばれる軟骨が飛び出した状態をいいます。
レントゲン検査では背骨は白く写りますが、椎間板は軟骨なのでX線を通してしまうため写りません。
検査で写らないので確定診断はできないんですね。
椎間板ヘルニアの場合は、MRIでしたらほぼ100%診断が可能です。
腰痛の研究は海外の方が進んでいて、いろんな研究がなされています。
学会で発表された研究結果で、腰痛の有無や性別にかかわらず椎間板ヘルニアが見つかったのは76%というデータがあります。
痛みがあると検査をしてヘルニアが見つかってこれが原因ですと言われていましたが、症状のない方は検査をしないのでわからなかっただけで、本当は多くの方にヘルニアがあることがわかったんですね。
実はヘルニアとは、飛び出している状態をいいます。
椎間板ヘルニアは、椎間板の中身が飛び出している状態の事ですので、必ずしもそれが痛みに繋がるというわけではありません。
実際に海外では、ヘルニアの有無と腰痛の関係性はほとんどないとされているため、腰痛の画像検査はほとんど行われていないんですね。
ヘルニアがあっても腰の痛みがない人もいます
先ほどお伝えしたように、腰痛の有無や性別に関わらず検査をするとヘルニアや骨の変形などがある方がほとんどです。
痛みや症状のない方は検査をすることがないのでわからなかっただけで、ヘルニアや変形が出ているけど痛みがない方もたくさんいらっしゃるかもしれません。
ここで一つクイズを出します。
座っている姿勢と立ってお辞儀をしている姿勢は、どちらが椎間板に負担がかかっているでしょうか?
お辞儀をするより座っているときの方が腰が楽な感じがしますよね。
実は、椎間板にかかる負担はどちらも同じくらいなんです。
また、運動の強度と腰痛とは関係がないとも言われています。
こちらも同じく海外の論文や臨床データですが、安静にしているよりもできるだけ日常生活でできることをする方が腰痛の予防や改善につながるとされています。
その腰の痛みはヘルニア?姿勢から考える痛みの原因
ではなぜヘルニアが出てくるのか?ですが、今までの臨床経験から考えると、体が楽に動けず無理な姿勢になってしまうことがあるようです。
元々人間の体は見た目が左右対称で、同じように動きますが、左右の動く範囲に違いが出たり姿勢が左右対称でなかったりすると、どこかに動きにくいところが出てきます。
そうすると動きにくいところの代わりに無理をするところがあるので、その部分の負担が大きくなります。
その左右どちらかに偏った負担が背骨や椎間板にかかると、ヘルニアの原因になるという事です。
実際にヘルニアは左右どちらかに出ることがほとんどで、両方に出ることはほとんどありません。
どちらかに負担が偏っている状態、つまり姿勢の見た目がゆがんでいる状態は体のどこかに負担がかかっているということです。
負担がかかる場所は椎間板だけではなく、筋肉や神経の場合もあります。
こういった負担が腰の姿勢に関係してくると、腰痛や足のしびれが出てくる原因となります。
背骨や骨盤または股関節の骨折などによる変形からの腰痛は、病院での治療が必要な場合もあります。
それ以外の、例えばデスクワークなどで同じ姿勢が続いたり、同じ作業が続いたりして腰痛が出てくる、不意な動作でぎっくり腰のような急な痛みが出てくる、それを何度か繰り返しているといった腰痛もあります。
こういった場合は、整体で体を整えることによりよくなってくることが多いので、安心していただけたらと思います。
まとめます。
ヘルニアとは、飛び出している状態をいいます。
椎間板ヘルニアは、椎間板の中身が飛び出している状態の事ですので、必ずしもそれが痛みに繋がるというわけではありません。
その理由は、学会で発表された研究結果からわかります。
腰痛の有無や性別にかかわらず椎間板ヘルニアが見つかったのは76%というデータがあり、椎間板にヘルニアがある方の割合の方が多いです。
ヘルニアは左右どちらかに出ることがほとんどで、両方に出ることはほとんどありません。
どちらかに負担が偏っている状態、つまり姿勢の見た目がゆがんでいる状態は体のどこかに負担がかかっているということです。
背骨や骨盤または股関節の骨折などによる変形からの腰痛は、病院での治療が必要な場合もありますが、例えばデスクワークなどで同じ姿勢が続いたり、同じ作業が続いたりして腰痛が出てくる、不意な動作でぎっくり腰のような急な痛みが出てくる、それを何度か繰り返しているといった場合は、整体で体を整えることによりよくなってくることが多いです。
ヘルニアと言われても対処法や治療法は手術でなくてもたくさんありますので、安心していただけたらと思います。
(鍼灸師・あんまマッサージ指圧師・柔道整復師 星野泰隆監修)
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