2月も後半に入り、受験シーズンも終盤ですね。
受験生やその親御さんたちの中には、日々の勉強やサポートの疲れから肩こりで体がしんどいという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
デスクワークや勉強時間が長くなると、肩こりがひどくなって首や頭も痛くなるというお話もよくお聞きします。
そのほかには、
・肩・背中にかけて、張っている
・めまいや吐き気がする
・集中力が続かない
・目の疲れや倦怠感
・腕や手がしびれてくる
といったお悩みもあるようです。
肩こりが続くと辛いですよね。
そこで今回は、肩こりと肩甲骨の関係について解説し、改善するための腕のツボ押しを肩こりのタイプ別にまとめました。
ぜひ一緒に改善していきましょう!
肩甲骨の動きから考える肩こりの原因
肩こりでお悩みの方にお聞きすると、同じ姿勢が続いたり長時間のデスクワークで辛くなるという方が多いです。
この原因になっているのが、肩甲骨です。
肩こりは肩や首の周りの筋肉が緊張して硬くなったり痛くなったりします。
肩や首周りの筋肉は肩甲骨から背骨についているものがたくさんあります。
肩甲骨は上下、内外、それと回旋の6つの動きがあり、肩の関節とともに腕の動きにつながります。
つまり腕の角度や動きによって、肩甲骨がいろんな方向に動いているんですね。
また背骨から肩甲骨に筋肉がつながっているため、姿勢とも関係しています。
ですので、腕の角度や動作も肩甲骨から背骨まで関連して動いているということになります。
肩甲骨の動きは6つありますが、別々に動くのではなく連動して動きます。
大きく分けると、肩甲骨裏側の筋肉を使った動作と表側の筋肉を使った動作です。
それぞれの動作を行う筋肉が緊張すると肩や首の動きが悪くなりコリにつながってきます。
肩甲骨の動きにつながる筋肉の緊張が裏側か表側かがわかると、それに合わせて緊張をほぐすことでより効果的に肩こりを改善できます。
【肩こりの原因】手をひねって肩甲骨の動きタイプをチェック!
それでは、ご自身の肩甲骨の動きが裏側が緊張しているタイプか表側が緊張しているタイプかチェックしてみてください。
例えば裏側の筋肉が緊張していると顔が上を向きにくくなったり、表側の筋肉が緊張していると下を向きにくくなったりしますが、ご自身でわかりにくいことも多いです。
今回お伝えするのは、肘を伸ばして手をひねってチェックする方法です。
手をひねる時に、どちらに捻りやすいかをチェックしてみてください。
【肩甲骨の動きタイプチェック】①親指を上にして前に出し、肘を伸ばします②肘を伸ばしたまま、腕全体が回転するように手を外側に向けてひねります③同じように、手を内側に向けてひねります
左右の手で違う場合があったり、片方だけが捻りやすい場合もあります。
わかりにくい場合は、何度か繰り返してみてくださいね。
外側と内側どちらにひねりやすかったでしょうか?
内側にひねりやすいタイプ → 肩甲骨表側が緊張している
外側にひねりやすいタイプ → 肩甲骨裏側が緊張している
それぞれのタイプで肩甲骨の動きやすい方がありますが、それにつながる腕や肩周りの筋肉も同じように緊張してきます。
それに合わせてツボ押しの場所を変えることで、効果的な肩こりの改善ができます。
肩こりの原因タイプ別・腕のツボ押し方法
それでは、肩こりのタイプ別・腕のツボ押し方法についてお伝えします。
ツボは筋肉にそって並んでいますので、それぞれのチェックした方向に合わせてツボを押していきます。
チェックしたけど、どちらかよくわからないという方は両方ともやってみてください。
◉手を内側にひねりやすいタイプ
このタイプの方は、腕の外側のツボを押していきます。
ツボの押し方は、点で押すよりもツボとツボを線でつないだ感じで押す方が効果的です。
①手の甲側を上にして手首のところから肘に向かって指を滑らすように押していきます②肘から上腕外側の筋肉をつかむように下から順に押していきます
◉手を外側にひねりやすいタイプ
このタイプの方は、腕の内側のツボを押していきます。
ツボの押し方は、同じようにツボとツボを線でつないだ感じで押す方が効果的です。
①手のひら側を上にして手首のところから肘に向かって指を滑らすように押していきます②肘から上腕のちからこぶの筋肉をつかむように下から順に押していきます
それぞれのツボ押しをした後、手をひねったり肩を動かしたりしてみてください。
いかがでしたでしょうか?
先ほどよりも動きやすくなっていると思います。
押している際に痛みが強いところや硬くなっているところがあれば、その部分が肩コリの原因になっていることが多いです。
少しずつほぐすようにツボ押しをしてみてください。
まとめます。
肩こりの原因になっているのが、肩甲骨から背骨につながっている筋肉です。
肩甲骨は上下、内外、それと回旋の6つの動きがあり、肩の関節とともに腕の動きにつながり、背骨から肩甲骨に筋肉がつながっているため、姿勢とも関係しています。
肩甲骨の動きを大きく分けると、肩甲骨裏側の筋肉を使った動作と表側の筋肉を使った動作です。
それぞれの動作を行う筋肉が緊張すると肩や首の動きが悪くなりコリにつながってきます。
肩甲骨の動きにつながる筋肉の緊張が裏側か表側かがわかると、それに合わせて緊張をほぐすことでより効果的に肩こりを改善できます。
今回のツボ押しでなかなか肩こりが改善しない場合は、姿勢のバランスが悪くなっていたり筋肉のコリ以外の原因も考えられます。
その際は、当院までご相談ください。
(鍼灸師・あんまマッサージ指圧師・柔道整復師 星野泰隆監修)
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