首の角度が肩こり悪化の原因!デスクワーク中にやってはいけない姿勢

姿勢

6月も後半に入りましたね。

新しい職場や学校にも慣れ、家族や友人と旅行の計画を立てている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

長時間の運転はもちろんですが、電車や飛行機でも大きな荷物を抱えての移動はとても疲れます。

移動時間が長くなると座っている時間も増え、体を休めることができず肩こりが出てくることもあります。

デスクワークで長時間座っているときも、同じように肩こりが出てきて辛いという方が多いです。

今回デスクワーク中の肩こりについてお話ししようと思ったのは、新年度になりお仕事中の肩こりでお悩みの方が増えているためです。

デスクワーク中の肩こりでは、
・首や肩が重く痛い
・筋肉が張っている感じがある
・腕が重だるい
・頭痛やしびれが出る時がある
といったお悩みをお聞きします。

肩こりが続くとデスクワークで座っている時間が辛いですよね。

そこで今回は、肩こりの原因となるやってはいけない首の角度と楽になる姿勢についてまとめました。

ぜひ一緒に改善していきましょう!

首の角度が肩こり悪化の原因!デスクワーク中にやってはいけない姿勢|今治市 星野鍼灸接骨院

デスクワークで肩こりになる4つ原因

肩こりに繋がる大きな原因は、①同じ姿勢が続く、②眼精疲労、③運動不足、④ストレスの4つがあります。

それぞれの原因に共通するのは、血液と神経の流れの悪さから肩こりになるということです。

実は頭の重さはだいたい5〜6kgあり、首や肩甲骨周りの筋肉や背骨に支えられています。

デスクワーク中には、背中が丸くなり頭を前に突き出す姿勢が続きやすく、同じ姿勢が続くことで運動不足にもなり、首から肩の筋肉が疲労して硬くなり血液の流れや神経に負担がかかります。

またパソコンを凝視したり細かい作業が続いたりすることで目のピントを合わせるための自律神経が疲れて、休息と活動をコントロールするバランスが崩れます。

自律神経の疲れは仕事だけでなく食生活や寝不足も影響し、ストレスとして全身に影響が現れて、血液循環が悪くなったり筋肉の緊張が強くなったりします。

肩こりが悪化する原因になる首の角度とは

また、これらの原因は首の角度によって悪化しやすくなります。

それは、顔を上に向けた時に首の後ろが詰まってしまう角度です。

肩や首のコリがなかなか治らないという方の多くは、肩よりも頭が前に出ている姿勢になっています。

実はこの姿勢は、顔を上に向けているのと同じ首の角度になっているんですね。

実際にやってみますね。

体をまっすぐにすると肩の上に頭が乗っている姿勢になります。

この姿勢から頭を少し前に出すと、下を向いてしまいますので顔を正面に向けます。

この首の角度のまま頭を元の位置に戻すと、先ほどよりもかなり上を向いている姿勢になります。

これが肩こりが悪化する原因です。

背骨は後ろ側に脊髄という大きな神経が通っていて、顔を上を向けている姿勢の時には首の部分にかなり負担がかかりやすくなります。

このようにデスクワーク中に多い頭が前に出ている姿勢は、常に顔を上に向けて首の神経に負担がかかっているということです。

画面を注視したり細かい作業が続いたりすると、どうしても手元に意識がいって頭が前に出てしまいます。

これはちょっとしたポイントに気を付けるだけで、楽な姿勢が取りやすくなり肩こりの改善につながります。

それは、縦にバランスのとれた座り方です。

楽な姿勢の作り方。ちょっとした座り方で肩こりの原因改善に!

デスクワークの時は、縦のバランスに気をつけていただくと楽な姿勢になります。

縦のバランスがいい姿勢は、腰の上に肩と頭が乗った状態です。

では実際に縦のバランスがいい姿勢をやってみますので、一緒にやってみてください。

イスに座っている方はその場で立って、イスに座っていない方は椅子の前に立ってください。

そのまま手を使わず、ゆっくりとお尻を椅子に置く感じで座ってみてください。

そうすると足よりも膝が前に出て、背中もそんなに反っている感じではなく自然に力が抜けていると思います。

この時に、縦に重心がそろって腰〜肩〜頭とバランスがいい楽な姿勢になります。

この姿勢だと頭を前に出そうとするとバランスが崩れるのであまり前に出すことができません。

また、逆に後ろにもたれようとしても、足が浮いてしまいあまり倒すことができません。

足の位置を変えて伸ばして座ると、頭を前に出すのも後ろにもたれるのもやりやすくなりますが、背中やお腹に力が入ります。

この時は横でバランスを取ろうとして体に力が入り、筋肉がこわばりやすくなります。

これが肩こりや腰痛の原因です。

それを予防するためにも、縦のバランスを意識して座ってみてくださいね。

まとめます。

デスクワーク中には、背中が丸くなり頭を前に突き出す姿勢が続きやすく、同じ姿勢が続くことで運動不足にもなり、首から肩の筋肉が疲労して硬くなり血液の流れや神経に負担がかかります。

またパソコンを凝視したり細かい作業が続いたりすることで目のピントを合わせるための自律神経が疲れて、休息と活動をコントロールするバランスが崩れます。

肩や首のコリがなかなか治らないという方の多くは、肩よりも頭が前に出ている姿勢になっています。

デスクワーク中に多い頭が前に出ている姿勢は、常に顔を上に向けて首の神経に負担がかかっているということです。

デスクワークの時は、縦のバランスに気をつけていただくと楽な姿勢になります。

縦のバランスがいい姿勢は、腰の上に肩と頭が乗った状態です。

椅子に座るときに、ゆっくりとお尻を椅子に置く感じで座ってみてください。

そうすると足よりも膝が前に出て、背中もそんなに反っている感じではなく自然に力が抜けます。

これで、縦に重心がそろって腰〜肩〜頭とバランスがいい楽な姿勢になります。

今回の姿勢を気をつけるポイントを行ってもなかなか肩こりが改善しない場合は、歪みもあり背骨全体の動きが悪くなっていることが考えられます。

その際は、当院までご相談ください。

(鍼灸師・あんまマッサージ指圧師・柔道整復師 星野泰隆監修)

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