これで安心!腰椎椎間板ヘルニアの進行を防ぐ症状チェックと改善するための対処法

7月に入ってますます雨が多いですね。

今年の梅雨は今治にも多くの雨が降っています。

梅雨時期になると湿度が高く、とてもジメジメしますよね。

腰痛のある方にとって、この時期は辛い日々を過ごしているかたも多くいらっしゃるのではないでしょうか?

実は湿度が高い環境は、腰痛を悪化させる原因になるとされています。

そんな腰痛の中から、腰の痛みだけではなく足にも痛みやしびれが出てくる椎間板ヘルニアについてまとめました。

腰椎椎間板ヘルニアといえば、腰痛の中でもひどいものというイメージを持たれているかたも多いのではないでしょうか?

まず安心して欲しいのは、椎間板ヘルニアは9割以上の方が基本的に治る病気です。

ぜひこのブログを参考に、腰椎椎間板ヘルニアの不安を解消し改善していきましょう!

これで安心!腰椎椎間板ヘルニアの進行を防ぐ症状チェックと改善するための対処法|今治市 星野鍼灸接骨院

冷やす?温める?湿布や痛み止めは?腰椎椎間板ヘルニアの症状と気になるポイントをチェック

まずはじめに、椎間板ヘルニアの症状についてと、よくいただくご質問の中から、冷やす温めるどちらがいいのか?湿布や痛み止めは?それとコルセットはどうすればいいか?についてお話しいたします。

一般的な症状として、
・日常的に腰痛がある
・掃除機をかけるなどの前かがみになる家事・生活動作が辛い
・時々、急激な腰痛が起こる(ぎっくり腰のような感じ)
・安静にしていても症状が治らない
・お尻から足にかけて痛みやしびれがある
・階段を登るとき、足が上がりにくい
といったものがみられることが多いです。

これらの症状は椎間板ヘルニアだけでなく、そのほかの慢性的な腰痛でも多くみられます。

実は、世界的な腰痛の研究により、ほとんどの椎間板ヘルニアが腰痛の原因に当たらないとされています。

詳しくは、こちらのブログで説明していますので、そちらも合わせてご覧になってみてください。

腰の痛みはヘルニアが原因?腰椎椎間板ヘルニアと症状について

 

では椎間板ヘルニアに関する質問の中から、特に多くいただく「冷やす」「温める」どちらがいいのか?ということについてお答えいたします。

これについては、急な痛みは「冷やす」、慢性的な痛みは「温める」と覚えてください。

慢性的な痛みは、血液の循環が悪くなることで起こりますので、温めてあげると痛みが軽減しやすくなります。

一方で急性の痛みは炎症が強く起こっている状態です。

炎症が強い時には、熱を持っているので冷やしたほうが炎症の引きが良くなります。

冷やす時には体温よりも低い温度で冷やしたほうがいいので、氷水などで冷やすようにしてみてください。

冷やす期間は、急な痛みが出て3日か1週間くらいを、冷やす時間は10分くらいを目安に冷やしてみてください。

また、冷やした後にお風呂に入って循環をよくすると、痛みの改善が早くなりやすいです。

その際は、冷やす時間よりも温める時間を短くしてください。

 

次に、湿布や痛み止めについてです。

病院で痛み止めや湿布が出される時がありますよね。

急性の痛みが強い時に出されることが多い痛み止めや湿布は、基本的には症状が軽減するまで飲んでいただいたほうがいいです。その理由は、どちらにも消炎鎮痛に効果のある薬が入っているため、早く炎症を引かせる効果があるからです。

湿布には冷湿布と温湿布がありますが、どちらも消炎鎮痛効果は変わらないため、基本的にはどちらを貼ってもらっても構いません。

病院での指示にしたがっていただくことが前提ですが、痛みがあまり変わらない時や体調の変化があった時には、一度病院でご相談いただくことをお勧めします。

次に、コルセットについてお伝えします。

コルセットで腰椎椎間板ヘルニアの症状の進行は止められる?

腰椎椎間板ヘルニアの方に、コルセットをしたほうがいいのか?という質問を受けることがあります。

結論から言うと、急性の痛みが出ている時にはコルセットをしたほうがいいです。

急な強い痛みは長くても2週間くらいです。

その間は炎症が強く出ている時期ですので、痛みが強く、前かがみや立ち座りでも痛みが出やすくなります。

この時期にコルセットをすることで、動きを制限して腰を安定させることで、炎症を早く引かせることができ、痛みの早い改善につながります。

コルセットは、痛みが軽減してから1週間くらいを目安に外して、日常生活に戻すというふうにしてみてください。

中には、腰椎椎間板ヘルニアと診断されて半年や一年、中には数年に渡ってよくなったり悪くなったりを繰り返し、長引いているかたもいらっしゃいます。

そういった方のほとんどは、ヘルニアとは関係のない別の慢性的な腰痛になっていることが多いです。

言い方を変えると、ヘルニアとは別の何かが体への負担となって、慢性的な腰痛になる場合があります。

こういった慢性腰痛の場合には、慢性腰痛になっている原因に対しての対処をすれば、コルセットは必要ありません。

椎間板ヘルニアは急性の炎症を起こしている腰痛です。

急性の痛みがある期間コルセットをするといった、ヘルニアに対して適切な対処をすることで、慢性腰痛になるのを予防できます。

腰椎椎間板ヘルニアの症状を改善する対処法まとめ

それでは、今までお伝えした椎間板ヘルニアの症状を改善するための対処法についてまとめます。

まず安心して欲しいのは、椎間板ヘルニアは9割以上の方が基本的に治る病気ということです。

急な腰の痛みは「冷やす」、慢性的な痛みは「温める」と覚えてください。

急性の痛みは炎症が強く起こっている状態です。

冷やす時には体温よりも低い温度で冷やしたほうがいいので、氷水などで冷やすようにしてみてください。

冷やす期間は3日〜1週間。
冷やす時間は10分くらいを目安にしてください。

痛みが強い時に出されることが多い痛み止めや湿布は、基本的には医師の指示に従ってください。

どちらにも消炎鎮痛に効果のある薬が入っているため、早く炎症を引かせる効果があるからです。

湿布には冷湿布と温湿布がありますが、どちらも消炎鎮痛効果は変わらないため、基本的にはどちらを貼ってもらっても構いません。

痛みがあまり変わらない時や体調の変化があった時には、一度病院でご相談いただくことをお勧めします。

急性の痛みが出ている時にはコルセットを使用してみてください。

コルセットをすることで、動きを制限して腰を安定させることで、炎症を早く引かせることができ、痛みの早い改善につながります。

コルセットは、痛みが軽減してから1週間くらいを目安に外して、日常生活に戻すというふうにしてみてください。

腰椎椎間板ヘルニアと診断されて半年や一年、中には数年に渡ってよくなったり悪くなったりを繰り返し、長引いているかたもいらっしゃいます。

そういった方のほとんどは、ヘルニアとは関係のない別の慢性的な腰痛になっていることが多いです。

こういった慢性腰痛の場合には、慢性腰痛になっている原因に対しての対処をすれば、コルセットは必要ありません。

椎間板ヘルニアは急性の炎症を起こしている腰痛です。

急性の痛みがある期間コルセットをするといった、ヘルニアに対して適切な対処をすることで、慢性腰痛になるのを予防できます。

今回お伝えした対処方法が、椎間板ヘルニアの痛みに対してできる基本的な事になります。

椎間板ヘルニアのいろいろな症状への対処法は、当院の公式YouTube動画で説明しているものがあります。

再生リストに椎間板ヘルニアの項目がありますので、こちらからご覧になってみてください。

YouTube再生リスト:椎間板ヘルニア

※椎間板ヘルニアの中でも、痛みがだんだんとひどくなる、おしっこの出が悪い、お腹の調子が良くないなどがある場合は、病院での早急な対処が必要な場合があります。

その際には、お早めにお近くの医療機関もしくは当院にご相談ください。

(鍼灸師・あんまマッサージ指圧師・柔道整復師 星野泰隆監修)

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