春先になると、なんだか鼻がムズムズしたり目が痒くなったりすることが多くなりますよね。
年々ご相談が増えている花粉症の中で、喉の痛みや咳が辛いというお話をお聞きすることもあります。
風邪なのか花粉症なのかよくわからないけど、風邪薬を飲んでも改善しないから花粉症かも?と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実はアレルギーである花粉症は、顔の症状だけでなく咳や喉の痛み、発熱や体のだるさなど全身に症状が出てきます。
特に咳は出始めるとなかなか止まらなかったり、喉の痛みはいつもイガイガが気になったりと、しんどいことも多いです。
これらの症状は、体の冷えを解消することで改善されます。
実は僕自身も10年以上花粉症で悩んでいましたが、現在は全く気にならず年間を通して快適に過ごすことができています。
今回のブログでは、なぜ喉の痛みや咳が長引くのか、そして花粉症を悪化させてしまう習慣とその改善方法をご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
※動画は現在編集中です。もう少しお待ちください。
花粉症の咳症状が治りにくい理由〜体の冷えが悪化を招く?
花粉症の咳症状が治りにくい理由に、体の冷えが関係していることがあります。
体が冷えることで血行が悪くなり、免疫力が低下したり粘膜の炎症が治りにくくなったりと、アレルギーの悪化に繋がります。
体が冷えることで自律神経のバランスが崩れ、気道の粘膜の腫れがひどくなったり過敏になったりすることがあります。
これにより咳が出やすくなるため、症状が悪化します。
また、冷たい空気や乾燥した空気は咳を誘発しやすいため鼻呼吸が大事です。
ところが、花粉症で鼻水や鼻詰まりがあると鼻呼吸もしづらいため、口呼吸が多くなり冷たい空気や乾燥した空気が直接気道に入りやすいのも、咳症状が治りにくい原因となります。
このように、冷えによって粘膜が腫れ気道が収縮しやすくなることと鼻呼吸がしづらくなることで、喉の粘膜が刺激され咳が出やすい状況が続くため、咳が治りにくくなります。
花粉症の症状|咳・喉の痛みを悪化させる体を冷やすNG習慣とは?
では、どのようなことが体を冷やしてしまうのでしょうか?
今回は、特に気をつけてほしい体の冷えにつながる3つのNG習慣をご紹介します。
①糖質の摂りすぎに注意する
②睡眠不足に注意する
③肩甲骨周りを冷やさない
それぞれがどう冷えを招くのか、詳しく解説していきます。
①糖質の摂りすぎに注意する甘いものの摂りすぎは体を冷やす原因になりやすいです。
糖質は体のエネルギー源ですが、運動をしないと熱に代わりにくく脂肪として蓄えられます。
そうして使われない糖質が多くなると基礎代謝が低下し、体温が上がりにくくなります。
糖質=炭水化物です。
炭水化物の摂りすぎは胃腸の粘膜に炎症を起こしやすく、アレルギーの悪化に繋がりやすいです。
まずはパンや麺類など、小麦から作られたものを控えることで、糖質の摂取量を抑えることができます。
また、液体の糖質の方がより吸収が速くなり胃腸の負担が大きくなります。
ジュースを控えるのもおすすめです。
まず1週間、控えられそうなものを半分の量に減らしてみてください。
②睡眠不足に注意する睡眠不足は、自律神経のバランスの崩れに繋がります。
特に交感神経が優位になりやすく、血管が収縮して血流が悪化します。
血流が悪くなると、体温を維持するための熱が全身に行き渡らず、結果として体が冷えてしまうのです。
睡眠不足は体にストレスを与えてしまいます。
その結果、免疫力が低下して花粉症の症状も悪化しやすくなってしまうのです。
睡眠の質は、部屋の温度変化が小さいほどよくなります。
就寝時と起床時の部屋の温度があまり変わらないように、寝具やパジャマ、エアコンなどで調整してみてください。
③肩甲骨周りを冷やさない風邪の引き始めに背中がゾクゾクする、といったことがあると思います。
東洋医学では、肩甲骨の周りに免疫を調整するツボが多く存在し、この部分の気の巡りが悪くなると風邪をひくと言われています。
この部分が冷えると血液の流れも悪くなり、体が冷え免疫機能も低下しアレルギー反応が強くなりやすく、花粉症症状が悪化する要因になります。
また肩甲骨の周りが冷えることにより肩こりや首こりも起こりやすく呼吸も浅くなります。
呼吸が浅くなると自律神経のバランスも乱れやすくなるのも、花粉症症状が悪化しやすい一因です。
これを予防するには、肩甲骨の間にカイロを貼ったり首周りを温めたりしてください。
首周りを温めるのは、タオルを巻くだけでも構いませんし、背中に一枚タオルを挟むだけでも構いません。
タオルで温めるのは、顔を下に向けて、背骨が一番飛び出るあたりを目安にするのがおすすめです。
咳や喉の痛みにも効く!花粉症の症状を抑える体を冷やすNG習慣改善法まとめ
花粉症の症状を和らげるには、咳や喉の痛みを長引かせる「体の冷え」やNG習慣を見直すのがポイントです。
糖質摂取を控えて胃腸の負担を減らし、質の良い睡眠を確保するだけでも体温が維持しやすくなります。
また、肩甲骨周辺を温めれば血流が良くなり、免疫や自律神経のバランスが整いやすくなります。
体調や日常生活環境など個人差もありますので、今回の方法を1週間ほど続けてみてください。
もし花粉症がなかなか解消されない時には、そのほかの原因も考えられます。
その際は、当院までご相談ください。
当院の花粉症の治療はこちらをご覧ください。
(鍼灸師・あんまマッサージ指圧師・柔道整復師 星野泰隆監修)
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