顎関節症で頭痛に?片方が痛む人必見!症状チェックと今すぐできる対処法

先日、【顎関節症】顎がカクカク鳴って、肩にかけて痛みがある患者さんの改善例の症例報告をさせていただきました。

こちらの患者さんのように、頭痛や肩こりがある方の中で、口を開くと「カクカク」鳴る、口を大きく開けられないといった症状も気になっている方もいらっしゃいます。

その理由は、顎関節症が姿勢との関係が大きいためです。

食べる時のクセや日々の生活の癖によって顎関節がズレたり、顎を動かす筋肉に負担がかかり動きがズレたりすることもあります。

こういったズレが起こる原因を改善することで、姿勢への負担も軽減し頭痛や肩こりが軽減します。

そこで今回は、顎関節症の症状チェックと「カクカク音」や頭痛などを改善するために今すぐできる簡単な対処法についてお伝えいたします。

ぜひ最後までご覧ください。

※動画は現在編集中です。もう少しお待ちください。

その症状は顎関節症?片側が痛む理由と簡単セルフチェック方法

それではまず現在のあなたの状況が顎関節症なのかどうかをチェックしてみてください。

顎関節の症状は大きく3つの内容に分かれます。

①口を開け閉めすると音がなる
口を開けたり閉めたりする際に「カクカク」「コキコキ」「パキパキ」といった音がなる場合があります。

②口を開けると痛みがある
口を開けるときに顎やその周りに痛みが出ることがあります。
また、口を閉じた状態でも耳の前や顎の周りを触ると痛む場合もあります。

③顎の動きの制限がある
口が開きにくい、開いた時に左右にズレるといった動きの制限が出てきます。
口を大きく開けてみて、指を縦に3本並べて入れてみます。
この指がすべて入らない、もしくは入るが痛みがある場合は、開口障害の可能性があります。

これらの症状が一つでも見られる場合には、顎関節症の疑いがあります。

また、ほとんどの場合でこれらの症状は片方に起こります。

顎の関節は顔の左右にあり、吊り下げられている顎の骨を筋肉で動かします。

吊り下げられている状態なので、首を傾けたり食べ物を噛んだりするだけで、顎の骨はズレてしまいます。

そのズレを補正するためのクッションとなる軟骨が関節の中にあります。

大きなズレがあると、負担の大きな片側のクッションが潰されてしまい、ズレを補正できなくなります。

それにより関節が引っかかるようになり、痛みや音、動きのズレが出てくるのです。

これが片側に痛みなどの症状が出る理由です。

顎関節症から頭痛の症状が出る理由

顎の筋肉顎関節症では、こういった症状の他にも色々な症状があり、頭痛やめまい、肩こりや腰痛などがみられることもあります。

例えば、坂道では体を支えるために踏ん張るように、身体が歪んで姿勢が傾くことで筋肉が緊張し、歯を噛み締めたり顎関節の動きもズレたりします。

顎の関節は顔の左右にあります。

姿勢の傾きから顎を動かす筋肉が緊張し、口を開け閉めする際に左右の関節の動きにズレが出ます。

これが顎関節症の原因です。

顎を動かす筋肉は首や頭につながっているため、この部分が緊張することによって、頭痛や首コリにも影響します。

特に多く見られるのが側頭部、一般的にコメカミといわれる部分です。

コメカミに手を置いて口を開け閉めすると筋肉が動いているのがわかります。

顎がズレるとこの部分が緊張し、頭痛につながります。

また、顎の周りの筋肉が緊張すると、耳の周りにある偏頭痛を起こす神経も圧迫され頭痛を起こすことがあります。

このように、顎の周りの筋肉が緊張することによって、頭のコリや神経の緊張が強くなり頭痛につながるということです。

顎関節症の症状が出る前にも!まずやってほしい対処法

それでは、顎関節症を改善する対処方法をお伝えします。

今回の方法は、顎関節症と頭痛がある場合もですが、それだけでなく「カクカク」音がしたり、口が開けにくかったりする場合にも有効です。

また、症状が出る前の予防法としても有効ですので、ぜひやってみてください。

今回のポイントになるのは、首の前側の筋肉です。

首の曲げ伸ばしやひねる動作全部に関係する筋肉で、姿勢や顎の開け閉めにもとても重要な筋肉です。

顎の痛みや音のする方側に行ってください。

首のストレッチ(左側の場合)

①鎖骨の上に手を重ねて置きます
②顔を右に向けて頭を後ろに倒します③口を10回開け閉めして、首をストレッチします口を開け閉めする時は、頭の方に顎を寄せていくイメージで行ってください。

そうすると、首の前側の筋肉がほぐれ、頭がだんだんと後に倒れていく感じがすると思います。

一度でも開け閉めがしやすくなったり音が変わったりすることもありますが、体調や日常生活環境など個人差もありますので、今回の方法を1週間ほど続けてみてください。

もし顎関節症がなかなか解消されない時には、そのほかの原因も考えられます。

その際は、当院までご相談ください。

(鍼灸師・あんまマッサージ指圧師・柔道整復師 星野泰隆監修)

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