腰痛でお悩みの方はとても多く、厚生労働省の調査で推定3000万人を超え、40〜60代で約4割が経験しているというデータもあります。
そんな腰痛に悩む方に共通する、ある問題。
まずはその問題を解消することが腰痛改善のために必要なことですので、患者さんの症例を交えてお伝えしていきます。
患者さんの症例
50代男性 腰痛 自営業
30代の頃から実家の農作業を手伝っていると腰痛が出始め、現在は立ち上がる時やお仕事でデスクワークをしていても腰痛がある方です。
症状は立ち上がりで腰痛、腰を反った時に痛みが悪化する、15分くらい歩くと痛みがあり休息が必要ということです。
病院で診てもらったところ、坐骨神経痛で手術が必要だと言われ、手術に頼りたくないということで当院に受診されました。
お話をお聞きすると、とにかく立ち上がりを楽にしたい、座っている仕事なので楽に座っているようにしたいとのことです。
お身体の状態を確認すると、・反り腰・足の上がり具合に左右差、がありました。
きちんと立てていないため、反り腰や足の左右差を作っている原因を検査で見つけ整体し、神経の緊張を取るために鍼をした所、立ち上がって足を上げてもらうとしっかりと足が上がるようになっています。
デスクワークにおいて腰に負担の来ない座り方を指導して実践していただいたところ、腰に痛みが出ることが少なくなり、かなり楽に仕事ができるようになりました。
まずはしっかりと「立つ」ことを意識していただくことで、症状の軽減につながりました。
当院で行っている腰痛の治療についてはこちらをご覧ください。
腰痛になる理由
この患者さんのように、しっかりと立つことが出来ていない方が多くいらっしゃいます。
しっかりと立つことが出来ていないため、体が不安定になり上半身を支える腰の筋肉に余分な負荷がかかり、痛みが出てきます。
つまり、腰痛にならないためには、腰に負担が来ないような立ち方をすることが重要になります。
では、どうすれば腰に負担が来ないように立てるでしょうか?
多くの方の場合、普段通り立ってもらうと足先が開いた状態になります。
足先が開いた状態だと、かかと重心になり反り腰の状態で立つようになります。
本来の重心位置は、足首の少し前で土踏まずの頂点にかかるようになっていますが、かかと重心になることで体の後ろ部分に負担がかかるようになってしまいます。
腰に負担が来ない立ち方
それでは、腰に負担が来ない立ち方をお伝えします。
①体の幅もしくは足の横幅分開いて立つ
②足先が平行になるように足を揃える
③膝の力を抜く
以上です。
もし余裕があれば、
④足の小指に力が入っていることを意識する
も気をつけてみてください。
動画でも説明していますので、こちらもご覧ください。
スマホで見やすくなるように縦長の動画となっています。
※冒頭の動画と同じものです
(鍼灸師・あんまマッサージ指圧師・柔道整復師 星野泰隆監修)
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