日本人の7割が経験していると言われる肩こり。
腰痛と並んで2大国民病とも言われます。
当院にも多くの肩こりの方がご来院されていて、昨年からのコロナ自粛で運動不足やストレスもあり、肩こりでお悩みの方が増えているようです。
肩こりがひどくなってくると頭痛がしたりムカムカして気分が悪くなる方もいらっしゃいます。
それにはもちろん理由があり、対処方法もあります。
この度のブログでは、肩こりがひどくなり頭痛が出てくる方に向けて対処方法をまとめてみました。
肩こりからの頭痛を予防したい方にもお役に立てると思いますので、一度ご覧になってみてくださいね。
こちらの動画でもツボ押しマッサージの説明をしていますので、参考にしてください。
肩こりからの頭痛でこめかみが痛くなる理由
こめかみが痛くなる時には、締め付けるような痛みを感じたり重く痛む感じになることが多いです。
肩こりでお悩みの方にどんな時に肩こりを感じるかをお聞きしたところ、
・長時間のデスクワークや同じ姿勢でのお仕事が続いた時
・スマホや本を読んだ時
・普段よりも多く体を動かした時
・生理前後
・エアコンなどで身体が冷えた時
・ストレスを感じた時
・睡眠不足
このような時に肩こりを感じることが多いようです。
さまざまな理由で肩こりが起きているようですが、実は肩こりの原因は同じところから来ています。
それは「血行が悪くなっていること」です。
同じ姿勢が続くと同じところが疲れて硬くなり、動きすぎた時も疲労で身体がこわばり、身体が冷えると筋肉が緊張し、生理やストレスや睡眠不足は自律神経が緊張し、血液の流れが悪くなってしまいます。
血液の流れが悪くなると回復が遅くなるため、筋肉や自律神経の緊張が取れにくくなり、肩こりがひどくなってきます。
また、肩から頭にかけて大きな筋肉が繋がっているため、肩こりがひどくなると首から頭の筋肉も緊張し、こめかみあたりを締め付けるような痛みが出てくるようになります。
肩こりからの頭痛を解消するツボ
肩こりからの頭痛で、こめかみが痛くなるのを抑えるためには、血液の流れを改善するツボを押すのがポイントです。
血液の流れを改善するツボは、肩や首の周りだけでなく、膝の少し上や肘の少し下など全身にあります。
今回はその中から3つのツボをお伝えいたします。
●血海:膝のお皿の上内側から指3本上
全身の血液の循環が活性化されてきます。
●手三里:肘を曲げてできるシワの外側端から手首に向かって指3本下にあります。
こちらのツボは肩から首の筋肉の緊張緩和や血液循環を改善してくれます。
●えい風:耳たぶのすぐ後ろで口を開けると凹むところ
こちらのツボは肩から首の筋肉の緊張緩和や血液循環を改善してくれます。
それぞれのツボを押していくときには、指先ではなく指腹の部分でゆっくりと身体の中心に向かって押していきます。
1箇所につき3秒を10回ほどを目安に、ゆっくりと押していきます。
耳たぶすぐ後ろにあるツボは神経がとても近いため、強く押しすぎると、逆に頭痛や吐き気がしてくる場合がありますので、ご注意ください。
今回は肩こりから頭痛がしてこめかみが痛むときのツボをお伝えいたしました。
ぜひ気持ちがいいくらいの強さでツボ押しをしてみてくださいね。
この3つのツボで肩こりや頭痛が改善してきますが、もちろんこれだけで肩こりや頭痛がなくなるわけではありません。
頭痛や肩こりには脳の病気など、命に関わる病気が隠れていることがあります。
ツボ押しをしてもなかなか改善しない場合や、一度ちゃんと見てもらおうと思うかたは、一度病院での検査をお勧めいたします。
(鍼灸師・あんまマッサージ指圧師・柔道整復師 星野泰隆監修)
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