寒くなってきたり急な温度変化があったり、季節の変わり目になると増えてくるぎっくり腰。
最近になって急に寒くなったこともあり、当院にご来院の方にもぎっくり腰の方が増えてきています。
ぎっくり腰を何度も繰り返している方の中には、ぎっくり腰になる前に腰が重くなったりだるくなったりと前兆のようなものを感じている方も多いです。
その時に対処できればぎっくり腰にならずに過ごせる場合もありますので、今回のブログにまとめてみました。
ぎっくり腰にならないように予防したい、慢性腰痛があるのでぎっくり腰になりたくないという方のお役に立てると思いますので、ぜひご覧ください。
これってぎっくり腰の予兆?湿布を貼っていれば予防できる?
慢性的な腰痛がある方は普段から湿布を貼っている方も多く、腰の重さやだるさは日常的に感じている方も多くいらっしゃいます。
湿布は、消炎鎮痛剤が入っているものがありますので、慢性的な痛みの緩和にはなりますが、ぎっくり腰の原因になる急な腰の筋肉の緊張を防ぐことはできません。
ぎっくり腰は、不意に動いた際に急に腰に痛みが出て動きにくくなったり、重いものを持ち上げた際にギクっととなって動きにくくなることが多いです。
また、軽いぎっくり腰であれば傷めてすぐには動けますが、動いているうちに痛みが悪化して動きにくくなることもあります。
ぎっくり腰は腰の捻挫と言われることもありますが、関節や靭帯を痛めることはほとんどなく、腰やお尻の筋肉が急に緊張することが原因で起こりやすいです。
ぎっくり腰は腰やお尻の筋肉の緊張が急に強くなる状態ですので、前兆としても筋肉が張ってくるような感じになります。
例えば、先にもお伝えしたように腰が重くなったり腰がだるくなったりすることです。
また、ぎっくり腰は腰の痛みですが、前兆が腰ではなく足や背中に起こることもあります。
特に多くみられるのは、足がだるくなったり引きつったりです。
こういったぎっくり腰の予兆は直前に起こるのではなく、数日前から起こることも多くみられます。
この段階で温めたりストレッチをすることで、ぎっくり腰を予防しやすくなります。
ぎっくり腰の予兆が出たらコルセットで予防はできる?
腰痛になるとコルセットを巻いたり、慢性的な腰痛の方で普段からコルセットをしているという方もいらっしゃいます。
コルセットは、腰回りの筋肉をサポートするために処方されることが多いため、ぎっくり腰の予防に効果があることも。
それは、コルセットを巻くと腰回りがしっかりするので動きやすくなり、腰を支える筋肉に力が入りやすくなるためです。
コルセットをつけるタイミングとしては、腰が重だるくなったりしたときで、だるさや重だるさがなくなれば早めにコルセット巻かないことをお勧めしています。
目安としてはだるさや重さが無くなって1週間以内にしてください。
ずっと巻いていると筋肉が弱くなるとも言われたりしますが、巻かないと不安で動くのが怖くなり、結果として腰痛が慢性化してしまうこともあるためです。
ぎっくり腰の予兆が出たら〇〇を温めるのがポイント
ぎっくり腰の予兆には、腰が重くなったりだるくなるだけではなく、ふくらはぎが引きつりやすくなったり、こむら返りを起こすこともあります。
腰が重くなったりするのはなんとなく腰が悪くなったのかな?というイメージがありますが、ふくらはぎが引きつるのは一見関係ないような感じです。
腰を支えるのは腰回りの筋肉だけでなく、足の筋肉によっても支えられています。
立っているときには足だけが体を支えているため、体を無理に使っていると足から疲れが出てきやすくなるため、ふくらはぎが引きつることがあるのです。
また、足は心臓から遠く体の一番下にあるので血行も悪くなりやすいため、疲労が取れにくくなり、筋肉のこわばりがなかなか解消しなくなります。
ですので、ふくらはぎがだるくなったり引きつりやすくなると、ふくらはぎを温めて血行を良くし筋肉をほぐすことで、ぎっくり腰の予防になるのです。
季節の変わり目で急に寒くなったりすると、足元も冷えやすくなりますので、ふくらはぎを温めることがより効果的になります。
それに合わせてふくらはぎや腰のストレッチも行うと、さらにぎっくり腰の予防になります。
ふくらはぎの温め方は、
・カイロを貼る
・レッグウォーマーを履く
・長い靴下を履く
・シャワーや足湯で温める
など色々とできます。
ぜひご自分にあった温め方で、ぎっくり腰を予防してくださいね。
(鍼灸師・あんまマッサージ指圧師・柔道整復師 星野泰隆監修)
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