患者さんからのよくある質問から、今回は腰痛をピックアップしますね。
スポーツや日常生活でみなさんが出会う事の多いぎっくり腰。
姿勢や反復的な動作による慢性型など、いろいろありますが基本的には大体一緒で腰の筋肉だけが原因ではありません。
腰を支えているのは脚の筋肉や腹筋、それにお尻の殿筋群です。
これらが過剰な負荷や微細でも反復、持続的に刺激が加わると、筋肉の弾力が失われ腰椎など背骨や骨盤に通常より過負荷がかかります。
腰椎には主に前向きに剪断力が加わり、成長期には分離症や辷(すべり)症が起こります。
また骨盤には左右の荷重のずれが起こり、仙骨を中心とした左右のねじれや、それに伴う脊柱の弯曲が起こります。
それぞれの骨に付着した筋肉は、弯曲やねじれに沿って前後左右の緊張差が出るため、筋力の差が出てきて満足に動けなくなります。
では予防や治療はどうするかですよね?
家庭では下肢のストレッチと腰椎の自己矯正が簡単にできる方法です。
【ストレッチ】
ストレッチは片足ずつ行います。
片足伸展、片足をあぐら。伸展した膝を同側の手で押さえ、脚に沿って反対の手をすべらします。
止まるところで腰を反らして20秒キープしてください。
1つ目の動画で解説していますので、ご覧くださいね。
【腰椎の自己矯正】
布団を少しずらして2つ折にします。
折りたたんだ段のうえがわに骨盤の前側の出っ張りを乗せて5分うつぶせで寝てください。
寝る時間が長くても戻りにくくなるので注意が必要です。
2つ目の動画でも解説していますので、ご覧くださいね。
腰痛の原因は、反復的な筋の疲労や内蔵からの反射痛そして冷えなどがあり、ヘルニアなどが原因のものは実は少ないとも言われています。
様々な原因が複合して起こることもありますので、慢性的な腰痛が気になる方は1度ご相談くださいね。
(鍼灸師・あんまマッサージ指圧師・柔道整復師 星野泰隆監修)
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