ジメジメとした梅雨がやってきましたね。
雨が多くなってくると、足がむくみやすくなったり、体が重くなってきたりすることも多いです。
同じようにデスクワークをしていても、足がむくみやすくなったり、腰の痛みが出てきたりすることもあります。
デスクワーク中の腰痛でお悩みの方にお話をお聞きすると、
・長時間同じ姿勢で座っていると背中や腰が痛くなる
・立ち上がる際に腰が痛くて伸びにくくなる
・お尻や足が痛くなってきて座っているのが辛い
などのお悩みがあるようです。
座っていて腰が痛くなったり立ち上がりが辛いとしんどいですよね。
そこで今回は、デスクワーク中の腰痛の原因とそれを解消する座り方についてまとめました。
デスクワーク中や座っている時の腰痛でお悩みの方のお役に立てると思いますので、ぜひご覧ください。
デスクワーク中の腰痛の原因とすぐできる対策は?
長時間のデスクワークで腰痛が出てくる原因は、同じ姿勢を続けることにより筋肉の緊張が強くなるためです。
座っている時間が長くなると、体を支える腰まわりの筋肉の負担が大きく疲れやすいため、段々と硬く緊張してきます。
同じ姿勢をとるのがしんどくなってくるので、背中を伸ばしてもたれかかったり、体を丸めて背中の筋肉を伸ばしたりして、体をほぐしたりすることが多いです。
デスクワーク中の腰痛を予防するには、このように体を動かすことも大事ですが、より簡単に負担を減らすことができる方法があります。
それは、座っているときの姿勢を変えることです。
姿勢を変えるといっても、腰や背中をそれほど意識せずあるポイントを変えることで、すぐに楽に座れる姿勢になることができます。
それは、足の位置です。
デスクワーク中の腰痛は足の位置が大事!椅子の座り方が楽になります
腰が疲れると、足を前に出して座ることが多くなります。
この姿勢では、椅子に座ったままで背もたれに体を預け、後ろに傾く姿勢となります。
この時、足や頭などの重いものが体の中心から離れるため、体を支える腰の筋肉にかかる負担が大きくなります。
そこで、腰の筋肉の負担を軽減するためには、体の中心に重いものを近づけることが必要です。
足を膝よりも後ろにすることで、腰の下に重心がくるため、体が自然と腰の上にくるようになります。
この時には、腰を中心に、上下からの重さで重心を支えている状態となり、腰の筋肉の負担が軽くなり、楽に座ることができます。
腰痛を改善するには、椅子の高さも大事です
足の位置を変えるだけで、体が自然と楽な姿勢になることをお伝えしました。
さらに椅子の高さも変えることで、より快適に座ることができます。
座っている姿勢では股関節を深く曲げているため、股関節前側の筋肉が縮こまってしまいます。
この姿勢が長く続くと、筋肉が縮こまったまま緊張して硬くなってきます。
股関節前側の筋肉が緊張して硬くなると、腰が伸びにくくなるため、腰痛の原因にもなります。
この筋肉の緊張を緩和するには、股関節を曲げる角度を浅めにすることがポイントです。
股関節を曲げる角度を浅めにすると、腰が楽に伸びるようになります。
股関節を曲げる角度は、椅子の高さを変えることで調整します。
座った時に、股関節が膝よりも高い位置になるようにすると曲げる角度が浅くなり、股関節前側の筋肉を緩めることができます。
足が膝よりも出ないように曲げて、膝よりも股関節が高い位置で座ると、腰痛が緩和され、椅子での立ち座りも楽になります。
今日はデスクワーク中の腰痛対策について、椅子に楽に座る方法についてお話しいたしました。
この姿勢で座ることで、デスクワーク中の腰痛も楽になってきますが、なかなか楽にならない場合は、その他の原因も考えられます。
その際は、当院までご相談ください。
(鍼灸師・あんまマッサージ指圧師・柔道整復師 星野泰隆監修)
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