肩こりで事務仕事が辛い|湿布の効果や貼り方、おすすめの方法は?

7月といえば七夕ですね。

七夕は、機織り職人の織姫と牛飼いの彦星が年に一度会うことを許された日です。

二人は夫婦で、結婚して働かなくなってしまったため天の神様によって引き離されました。

寂しさから、ますます働かなくなった二人は年に一度、七夕の日に会うことを許され、二人は元のように働き始めた、というお話です。

教訓のようなお話ですね。

織姫と彦星のように、仕事をしているとしんどくなることは多く、特に肩こりに悩まされる方はとても多くいらっしゃいます。

そんな肩こりの方にお話をお聞きすると、自分で対処しようと湿布を貼ると少し楽になるけど、もっと楽になる方法や貼り方はあるのか知りたい、と言われる事があります。

せっかく湿布を貼るのであれば、少しでも効果的に貼りたいですよね。

そこで今回は、肩こりの原因と湿布について解説し、対処法についてまとめてみました。

ぜひ一緒に解消していきましょう!

事務仕事で肩こりが辛い|湿布の効果や貼り方、おすすめの方法は?|今治市 星野鍼灸接骨院

肩こりに湿布の効果はある?〜肩こりの原因と湿布の効果

ではまず、肩こりの原因についてお話しします。

一般的に肩こりの原因には、
・デスクワーク
・運動不足
・体が硬い
・同じ姿勢が続く
など、体を動かすのが少なかったり同じ筋肉が疲れてきたりすることが挙げられます。

こういった原因から筋肉が硬くなり、血液の流れが悪くなったり楽な姿勢が取れなくなったりして、神経や筋肉が炎症を起こし痛みを強く感じるようになります。

次に湿布についてお伝えします。

湿布の種類には、大きく分けて二つあります。

水分を含んだパップ剤と呼ばれる昔からある白いプヨプヨしたタイプと、テープ剤と言われる肌色の薄いタイプです。

大きな違いは水分を含んでいるかどうかです。

パップ剤には水分を多く含んでいるため、テープのタイプより冷やす効果があります。

パップ剤もテープ剤もどちらのタイプも、消炎鎮痛剤が入っていますので、炎症を抑えたり痛みを抑えたりする効果は変わらないと言われています。

かぶれやすい方にはテープ剤よりも粘着力が弱く肌に優しいパップ剤が適しています。

また、湿布は基本的には医薬品になりますので、使用の際には十分ご注意ください。

肩こりには冷湿布?温湿布?それぞれの貼り方で効果に違いはある?

パップ剤の湿布にはさらに種類があります。

それは、温湿布と冷湿布です。

それぞれの違いは、冷たく感じる成分が入っているか、温かく感じる成分が入っているかです。

温かく感じる成分には、血液の流れを良くするカプサイシンなどが入っているため、慢性的にコリを感じるような肩こりには温湿布の方が適しています。

一方で、冷湿布にはメントールをはじめとした冷たく感じる成分が入っており、急にコリがひどくなった場合や、体がほてるような肩こりには冷湿布が適しています。

それぞれ感じ方に特徴のある冷湿布と温湿布ですが、実はどちらにも消炎鎮痛成分が入っていることはあまり知られていません。

同じ消炎鎮痛成分が入っている冷湿布と温湿布であれば、どちらも同じ鎮痛効果があるとされています。

ですので、温湿布でヒリヒリするのが苦手な方やかぶれやすい方は冷湿布を使ってもらっても構いませんし、冷湿布で冷える感じが苦手な方は温湿布を使ってもらってもOKです。

湿布がない時にもおすすめ!蒸しタオルが肩こりに効果的

肩こり改善のために血液の循環を良くするには、湿布がない時や苦手な方でもできる方法として、体温よりも体を温める蒸しタオルがおすすめです。

蒸しタオルの作り方は、濡らしたタオルを絞ってレンジで温める方法が一番簡単にできます。

絞ったタオルをレンジ使用可能な袋に入れ、お皿に乗せて600wで30〜60秒温めると出来上がりです。

ラップに包んでもできますが、レンジ使用可能な袋だとそのまま繰り返し使え、水分量で保温効果も長持ちしやすくなります。

注意点は、袋の口を少しだけ開けて温めることと、使う前に閉めて使うことです。

完全に閉めて温めると裂けることがありますし、使う前に閉めておくとタオルからお湯がこぼれないため火傷の予防になります。

また、時間はあくまでも目安ですので、取り出す前に触ってみてちょうどいい温度になるよう時間を調整してください。

市販のものであれば、小豆を使ったものや保温効果のあるジェルを使ったものを電子レンジで温めて使うものもあります。

ご自身にあった方法で、やってみてください。

温めることで肩こりの症状は軽くすることができますが、根本的な改善にはなりません。

湿布による肩こりの症状緩和効果は、湿布の消炎鎮痛成分によるものです。

肩こりは、楽な姿勢が取れず筋肉が硬くなり血液の流れが悪くなっていることから痛みを強く感じるようになります。

血液の流れを良くし筋肉を柔らかくすることが、肩こり改善のために必要です。

もっとしっかりと治していきたいという方は、当院までご相談ください。

(鍼灸師・あんまマッサージ指圧師・柔道整復師 星野泰隆監修)

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