今年のメジャーリーグは、日本人投手が大活躍ですね。
今永昇太選手はメジャーデビューから防御率0点台という圧巻の投球を続けていますし、山本由伸選手も5勝1敗と大きく勝ち越しています。
このままケガなくシーズンを終えて欲しいです。
昨年MVPを取った大谷翔平選手は、2回目の肘の手術を行いました。
野球やゴルフといったスポーツでは、肘を酷使するため肘を痛めることが多いです。
特に肘の内側を痛めることが多いのですが、実はそれには理由があります。
結論からお伝えすると、腕のねじれが原因なので、それを改善することです。
そこで今回は、肘の内側の痛みの原因と改善する方法をまとめました。
ぜひ一緒に改善していきましょう!
内側の肘の痛みが起こる原因は「腕のねじれ」にあります
肘の内側に痛みが起こるのは、腕が内側にねじれるためです。
その理由は、肘関節を作る骨の組み合わせにあります。
肘関節は2本の腕の骨と一本の上腕の骨からできています。
肘の曲げ伸ばしは腕の内側の骨と上腕の骨、腕をねじる動作は2本の腕の骨で、おもに外側の骨が動きます。
肘の周りには多くの筋肉もついていて、肘の曲げ伸ばしや腕をねじるといった動作だけでなく、手首や指を曲げ伸ばしする動作でも働きます。
それらの筋肉は肘の内側についているものが多いのが特徴です。
また肘を安定させる靭帯も、内側の方が大きく頑丈に作られています。
このように筋肉や靭帯によって肘の内側が安定するように作られているのは、腕の内側の骨が曲げ伸ばしや腕をねじる動作のベースになっているためです。
こういった理由から、スポーツや仕事などで手を使うことが多くなると、肘の内側にかかる負担が大きくなり、腕がねじれて戻りにくくなるため痛みが出てきます。
ゴルフや野球で肘の内側の痛みを放置すると手術の可能性も
スポーツの中でもゴルフや野球では腕を内側にひねることが多いため、肘の内側の痛みが出てくることが多くなります。
手を握った状態で腕を内側にひねる動作によって、肘の内側の負担が大きくなるためです。
こういった動作は、スポーツに限らず日常生活でも多く、ものを持って腕をひねる動作が続くと肘を痛める原因になります。
使う頻度を減らしてしばらく安静にしていると痛みは軽減してきますが、スポーツや家事を再開するとまた痛みが悪化します。
痛むと休み、痛みがなくなると使うというのを繰り返していると、筋肉や靭帯が傷んできてだんだんと肘が不安定になります。
これが軟骨や骨の炎症にも繋がります。
そうすると少しの動作や安静でも痛みが出やすくなり、ひどくなると手術になってしまうこともあります。
そうなる前に、肘のねじれを戻し、関節が不安定にならないように整えることが大事です。
肘の内側が痛む原因を腕から改善する治し方
それでは、肘の内側が痛む原因を改善する治し方をお伝えします。
やり方は肘を曲げた状態で、腕を持ったまま内側にひねります。
はじめに説明をしますので、あとで一緒にやってみてくださいね。
◉腕のねじれを整える方法(右手の場合)
①手のひらを上にして肘を90度に曲げます②右手をできるだけ親指側にひねります③左手で右腕の肘の手前をつかみます④左手で腕をつかんだまま、右手を内側にひねります⑤腕をつかむ位置を手首まで少しずつずらしながら繰り返します
最後に右手のひらの上に左手を置いて、少し重さをかけます。
その際に右手を動かさないように5秒止めてください。
これで腕のねじれが整ってきます。
ねじれを整えた後、先ほどと同じように肘を動かしてみてください。
少し曲げ伸ばしや捻りやすくなっていたり、痛みが軽減したりしていると思います。
痛い時だけでなく、仕事やスポーツの前後に続けてもらうと痛みや動作がしやすくなります。
まとめます。
肘の内側に痛みが起こるのは、腕が内側にねじれるためです。
肘の周りには多くの筋肉もついていて、肘の曲げ伸ばしや腕をねじるといった動作だけでなく、手首や指を曲げ伸ばしする動作でも働きます。
それらの筋肉は肘の内側についているものが多いのが特徴です。
また肘を安定させる靭帯も、内側の方が大きく頑丈に作られています。
このように筋肉や靭帯によって肘の内側が安定するように作られているのは、曲げ伸ばしや腕をねじる動作のベースになっているためです。
今回の方法で腕のねじれを整えても肘の痛みが軽減しない場合は、関節の炎症がひどい場合や、体の歪みによって腕が動きにくくなっていることも考えられます。
その際は、当院までご相談ください。
(鍼灸師・あんまマッサージ指圧師・柔道整復師 星野泰隆監修)
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