【接骨院院長実証】歩くとつらい内側の膝痛をテーピングで効果的に予防!改善!

先日のブログで、加齢が膝痛の原因?腫れて歩くと痛みがある50代女性の改善例をご紹介しました。

最近、年齢とともに膝の不調に悩む方が増えています。

多くの方が医療機関で「年のせいですね」「筋力が少し落ちてきているから」と言われ、サポーターや湿布で様子を見ているのが現状です。

「このまま歩けなくなるのでは?」という不安を抱えて来院される患者さんもいらっしゃいます。

年齢に伴う膝関節の痛みは、主に関節の変形から起こります。

太ももの前側にある筋肉(大腿四頭筋)は膝関節を支える重要な役割を担っています。

この筋力が低下すると、膝が不安定になり、関節への負担が増大し、変形につながっていきます。

関節の安定化には、テーピングが非常に効果的です。

その理由は、
・関節を安定させる
・筋肉と靭帯のサポート
・痛みを軽減し、炎症を抑える
というものです。

ただし、注意が必要なのは、テーピングだけでは根本的な解決にならないこともあります。
また、トレーニングによる筋力強化も重要ですが、筋肉はすぐには強くなりません。

今回は、膝痛に効果的なテーピングの貼り方と注意点についてまとめました。

ぜひ最後までご覧ください。

【接骨院院長実証】歩くとつらい内側の膝痛をテーピングで効果的に予防!|今治市 星野鍼灸接骨院

膝痛にテーピングが効果的な理由

膝痛の根本原因は、軟骨のすり減り、筋力低下、そして生活習慣にあります。
テーピングは、これらの問題に対する即効性のある解決策です。

テーピングは単なる応急処置ではなく、適切に活用すれば、とても効果的な予防法であることを実感しています。

今回は、膝痛を改善するテーピングの効果を、3つのポイントにまとめました。

まず一つ目のポイントは、関節の安定性を高めることです。

加齢とともに筋力が低下し、膝が不安定になってきます。

テーピングは外部から関節をしっかりとサポートし、不安定な膝を支え、特に歩行時や立ち上がる際の不安を大幅に軽減できます。

2つ目のポイントは痛み緩和効果です。

テーピングにより関節を適度に圧迫することで、痛みを和らげる効果があります。

テーピングで膝関節への圧力を分散させ、特に変形性膝関節症で摩耗した軟骨への負担を軽減します。

ポイント3つ目は、運動機能の改善です。

テーピングで関節を固定することで、運動中の関節への負担が軽減されます。

関節が安定することで、高齢者でも安心して動作ができるため、日常生活の不安が軽減します。

運動する際にも関節の負担が少ないため、筋力維持や体力向上につながります。

このように、テーピングを行うことで、痛みの不安解消と健康維持を同時に実現できます。

膝痛をテーピングで予防する際の注意点

膝のテーピングは痛みの予防や改善に効果的ですが、常に適しているわけではありません。次のような場合には注意が必要です。

1. テーピングを避けたほうがいい場合

炎症が激しい場合:
関節に水がたまっていたり、熱を持っていたりする状態では、関節の腫れが強く、テーピングは適していません。

このような時は、テープよりも固定力の強い包帯やサポーターで関節を固定し、安静にすることをおすすめします。

関節が腫れている時は、テーピングによる圧迫が強くなりやすく、血行を悪くする可能性があり、炎症の回復を遅らせる恐れがあります。

肌トラブルがある場合:
皮膚に湿疹やかゆみがある時も、テーピングを避けてください。

テープを貼ると、肌の状態をさらに悪化させ、皮膚がめくれたり、水ぶくれができたりする可能性があります。

2. テーピング使用中に注意すべき点

運動中の不快感:
テーピングを施している最中に違和感や痛みを感じた場合は、すぐに使用を中止してください。

これは、テーピングの方法が適切でない、または自分の状態に合っていない可能性があるためです。

無理に続けると、別の部位に痛みが生じたり、炎症が悪化したりする場合があります。

不安や疑問がある場合は、すぐに専門の医療機関(病院や接骨院など)に相談することをおすすめします。

実際に貼ってみよう!内側の膝痛を軽減するテーピング

それでは、実際にテープを貼っていきます。

テープは5cm幅の長さ20cmを3本ご用意ください。

メインの曲げ伸ばしをしやすくするためのテープが1本で、もっと安定させたい時に補助として2本追加するように使います。

・メインテープの貼り方
①テープを半分に折ります
②真ん中を半分だけ切ります
③膝を90度に曲げます
④膝下の骨の出っ張りから貼り始めテープを引っ張ります⑤80%くらいの強さで引っ張って太もも前に貼り終わります
⑥半分になったところを開いてお皿を囲むように貼ります

・補助テープの貼り方
①膝下の骨の出っ張り外側から貼り始めテープを引っ張ります
②80%くらいの強さで引っ張りながら内側からお皿を越えて③太ももの外側で貼り終わります
④反対側も同じように、内側から貼りはじめ⑤太ももの内側で貼り終わります

テーピングは、かゆみや違和感がある時には、すぐに外してください。

無理なテーピングは、他の不具合につながる場合もあります。

まとめます。

膝の痛みは、軟骨のすり減りや筋力低下により膝が不安定になり、日常の歩行や動作で痛みが生じやすい症状です。

こうした症状に対してテーピングは、関節を外部からサポートし、安定性を高めることで痛みを和らげ、効果的な予防策として役立ちます。

また、テーピングを行う際には、炎症や肌トラブルがないか事前に確認し、適切な強さ・位置で貼り付けることが重要です。

正しくテーピングを使用することで、内側の膝痛を改善しながら、運動や日常生活での不安を軽減することで、長期的な健康維持につながります。

家事や仕事の内容、姿勢のクセなど個人差もありますので、今回のテーピングを1週間ほど続けてみてください。

今回のテーピングをしても、膝痛が不安な場合もあると思います。

膝痛には、自分ではわかりにくい姿勢の問題や色々な負担がかかっている場合もあります。

もし膝痛がなかなか解消されない時には、当院までご相談ください。

(鍼灸師・あんまマッサージ指圧師・柔道整復師 星野泰隆監修)

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